こんにちは、植物は好きなんですが水やりは面倒に感じるSafe Haven(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
スタイリッシュなアートパネルを導入したけども、カジュアルなウォールステッカーと合わなくなったので”高級オシャレ突っ張り棒”こと「ドローアライン(DRAW A LINE)」を買ったのでレビューします。
安価で売っている突っ張り棒とは明らかに質感が違うクオリティで「見せる収納」に最適。
フック、テーブル、トレイ、シェルフ、本立て、照明など純正アクセサリーのラインナップがたくさん。
構造・設置方法は突っ張り棒なので、省スペースで簡単に設置が可能。
ドローアライン公式サイトから画像を一部引用させてもらっています。
メリット | デメリット |
---|---|
高級感がある(粉体塗装アイアン、真鍮) アクセサリーのラインナップが豊富 設置面積が非常に小さい 設置が簡単 |
値段が高め 真鍮ネジの跡が支柱に残りやすい |
ドローアラインの特徴
平安伸銅工業とTENTのコラボ製品
平安伸銅工業は突っ張り棒の製品に特化した企業で、自社ブランドにはHEIAN SHINDO、LABRICO、AIR SHELFなどがあります。
クリエイティブユニットのTENTは象印「STAN.シリーズ」、光新産業「WALL FOR ONE」、佐藤工芸「SOLID DISH」などのブランドとコラボしています。
スタイリッシュで機能的なプロダクトデザインを得意としている印象。
豊富なアクセサリーを組み合わせて自分好みにカスタマイズ
- ベースとなるテンションロッド(突っ張り棒)のタテ型・ヨコ型、移動型ロッド
- アクセサリー:フック、テーブル、トレイ、シェルフ、ハンガー、本立て、シューズラック、ミラー、ネット
- 照明:ボールランプ、スポットライト、ファブリックランプ、ランプアーム、ランプシェード
などのアクセサリーを組み合わせて、自分だけのドローアラインにカスタマイズすることができます。
高級感のある素材
ドローアラインは留め具のネジには真鍮、支柱には粉体塗装したマットな質感のアイアンを採用していて上品さがあります。
粉体塗装とは、粉末状の塗料を粉砕してパウダー状にして吹き付けたコーティングのこと。
安価で売られている突っ張り棒は、プラスチックを多用&ベタ塗り塗装が多いのでハッキリとした違いを感じます。
ドローアラインのデザインをパクった模造品がありますが、ネットのレビューによると質感や作りがイマイチなようで全然違うものに見えるとのこと。
設置スペースが非常に小さい
ドローアラインは見た目はオシャレですが基本的に突っ張り棒なので、天井&床の接地面積は10 cm四方あれば十分。
壁と壁の間に設置するヨコ設置タイプもありますが、こちらも壁の設置スペース自体は非常に小さいです。
床・壁を傷つけない
ドローアラインは床や壁との設置する部品にはEVAパッドという「ある程度固いが、柔らかくて弾力がある機能性の高い素材」を使っています。
テンションのかかり具合も絶妙で設置跡が残ることはありません。
引越し時に原状復帰必須になる賃貸物件のインテリアに向いています。
ドローアラインの外観
外箱
「ドローアライン」をポチッとネット注文。
突っ張り棒とアクセサリーパーツに分割された状態で送られてきました。
組み立て式なので案外コンパクト。
ドローアラインの外箱はインダストリアルな雰囲気でカッコいい。
テンションロッド
タテ型のテンションロッド(突っ張り棒)
200~275 cm対応で、私の自宅は少しだけ天井が高いのですがちょうど良い長さ。
最大耐荷重は10 kg。
突っ張り棒とは思えぬ値段だけあって随所に高級感があります。
ドローアラインは突っ張り棒なので、天井と床を棒で突っ張るだけという設置の簡単さは大きなメリット。
設置面積も非常に小さくてスマート。
床・天井に接する付近のパーツはABS樹脂のプラスチックが使われていますが、端なので目に付きません。
実際に床・天井に接する部分には「EVAパッド」があり、傷つけないし跡が残りません。
アクセサリーパーツ
今回のドローアラインは「モリモリツリーセット」を注文したのでアクセサリーパーツは4点。
- Hook A
- Hook B
- Table A
- Tray
どのアクセサリーも共通で真鍮製の留め具が付いています。
フックは2種類。
フックA(短い方)は最大耐荷重2 kg。
ハンギングツリー、ヘッドホン、自転車用ヘルメットなど小物を掛けるのに向いています。
フックB(長い方)も最大耐荷重2 kg。
服のハンガー掛け、バッグ掛けに良さそうです。
テーブルAは合板&突板仕様。
表面はラッカー塗装されておりザラザラ感はなく、指で叩くと「コンコン」と木の感触がしっかりします。
テーブルだけのサイズは幅23 x 奥行き23 cm。本体重量0.6 kg。最大耐荷重は1 kg。
トレイは高級フライパンかのような鉄製。目玉焼きを作りたい。
薄く軽く作られています。
トレイだけのサイズは幅23 x 奥行き23 x 高さ5 cm。本体重量0.9 kg。最大耐荷重は2 kg。
鉄製パーツを近くで見ると粉体塗装されているのがわかります。
触れるとザラザラとした感じがあり、マグネシウムのような感触。
部品同士をくっつけた溶接部分は丁寧な処理がされています。
真鍮ネジの先には白く固いクッションがあるのですが、テンションロッドにキツく固定するとこの白色が少し付着します。
いろいろセッティングを試していると、この白色の跡がアチコチに結構残ってしまう。
完璧な状態を保つのは難しいので、あんまり気にせずセッティングするのがいいです。
ドローアライン 取扱説明書
セットに付いてきた取扱説明書を載せておきます。(2024年2月時点)
- Tension Rod C 200~275cm
- Table A
- Tray
ドローアラインを実際に設置してみる
今までの状態
ドローアライン設置前は、壁に「大きな木のウォールステッカー」を貼っていました。
場所を一切とらず、簡単に部屋の雰囲気を変えられるので気に入っていたのですが、スタリッシュなアートパネルを導入したことでカジュアル過ぎてバランスが合わなくなっていました。
-
アートポスターを飾って部屋をオシャレにする!リラックス効果でストレス軽減
続きを見る
ステッカーなのでペリペリと剥がすだけで原状復帰。
賃貸物件にやさしいインテリアグッズです。
セッティング
ドローアラインのテンションロッドだけで仮セッティング。
- 天井に上側の支柱を当てる
- 下側の支柱を床まで伸ばしてから真鍮ネジで固定
- 床付近にあるグリップを回してロック
市販の突っ張り棒と同じ構造です。
フック、テーブル、トレイなどのアクセサリーは先に支柱へ通しておく必要があります。
あとから追加するときは少し面倒なので、最初からある程度揃ったセットを買った方がいいかもしれない。
ただし、ドローアラインのアクセサリーの値段設定は高め。
私は迷ったあげく「モリモリツリーセット」にしました。
ドローアライン設置完了。
撮影しながらでしたが10分程度で簡単設置できました。
フェイクグリーンで盛り付け
ドローアラインには最初から緑の植物を飾るつもりでした。
ただ、自然の植物は水やりが面倒なのでフェイクグリーン(本物そっくりの植物)にしました。
フェイクグリーン&アーティフィシャルフラワー専門店の「mint cafe」で4点購入。
「ベゴニア(ハンギングツリー)」は長さが約90 cmとボリューミーで、ドローアラインと相性が良いです。
くすんだ濃い緑が特徴的で、コントラストに幅がでます。
ペゴニアの花言葉は「幸福な日々」
「プミラ」は約20 cmと小さめサイズ。
シンプルな見た目。
プミラの花言葉は「あなたは私を勇気づける」
「アレカヤシ」は一番本物っぽい。土以外は間近で見ても偽物に見えない作り。
シャキシャキ感がいいアクセントになる。
アレカヤシの花言葉は「元気」「勝利」
「ウスネオイデス」はエアプランツ系の植物。
草!っていう感じで、立体感を演出してくれる。
ウスネオイデスの花言葉は「不屈」
植木鉢はプラスチックではなく、ちゃんとした素焼き。
ハンギングツリーを短いフックに引っ掛けて、エアプランツの束は長いフックにさす。
鉢物はテーブル&トレイにポンと置いて、自分だけのモリモリツリーの完成!
今どきの本格フェイクグリーンはちょっと離れた距離だと本物そっくりに見えます。
今回買ったフェイクグリーンは、空気を綺麗にしてくれる「CT触媒加工」がされているらしいけどあんまり違いがわからないなぁ…。
空気清浄機のほうが綺麗になるのを体感できますね。
-
「ダイキン 空気清浄機 MC55X レビュー」ニオイ・花粉ストレスから解放
続きを見る
ドローアライン設置後
カジュアルなウォールステッカーからドローアライン&フェイクグリーンにしたことで、イケメンな雰囲気になってオシャレ度がアップ!
今後、ドローアラインのテーブルにちょっとした照明を置こうかなとも思案中。
突っ張り棒とロボット掃除機が喧嘩しないか心配でしたがビクともせず、お互い仲良くやっています。
-
「SwitchBot K10+ レビュー」小は大より優れる!驚異的に小さいロボット掃除機
続きを見る
「ドローアライン」のレビューまとめ
メリット、長所
高級感がある(粉体塗装アイアン、真鍮)
アクセサリーのラインナップが豊富
設置面積が非常に小さい
設置が簡単
デメリット、弱点
値段が高め
真鍮ネジの跡が支柱に残りやすい
向いている人
省スペースでオシャレな雰囲気を出したい
見せる収納をしたい
ドローアラインを設置してみた感想
ウォールステッカーの次のステップとして”高級オシャレ突っ張り棒”こと「ドローアライン」を導入。
構造としては突っ張り棒なので省スペース・簡単に設置できました。
真鍮製ネジと粉体塗装のマットなアイアンは、インダストリアルとスタイリッシュな雰囲気が混ざった高級さを感じます。
ドローアラインは純正アクセサリーが豊富にラインナップされていますが、アクセサリー満載の「モリモリツリーセット」を選択。
その名の通り、本物そっくりなフェイクグリーンを飾ってモリモリツリーに仕立て上げました。
結構な出費になりましたが、それに見合うオシャレさを手に入れたと思います。😊