ガジェット リモートワーク

「SONY WF-1000XM5 レビュー」ノイキャン最強クラスで高音質なワイヤレスイヤホン

2024年2月24日

こんにちは、藤井風にハマってしまったSafe Havenセーフヘイブンプロフィールお問い合わせ@KEF47223925)です。

外出時のワイヤレスイヤホンに「SOUNDPEATS Opera 05」を使っていたのですがノイズキャンセリングがイマイチ。
そこで、世界最高クラスのノイズキャンセリング性能を誇る完全ワイヤレスイヤホンSONY WF-1000XM5」を購入したのでレビューします。

価格に見合った高音質、リモートワークのWeb会議に最適なマイク通話品質、ゲームや動画でも音の遅延を感じにくい。
小型・軽量でバッグにポイッと気軽に入れておける。

記事後半にはSONY WF-1000XM3との比較もあり。

SONY公式サイトから画像を一部引用しています。

メリット デメリット
圧倒的なノイズキャンセリング性能
バランスの良い高音質
優秀なマイク通話品質
低遅延
最大36時間の音楽再生が可能
コンパクトで非常に軽量
イヤホンが滑りやすく落としやすい
充電ケース、イヤホンともに指紋跡がつきやすい
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完全ワイヤレスイヤホン 正常進化した高音質
世界最高クラスのノイズキャンセリング性能
自然な外音取り込み 優秀なマイク通話品質
歴代シリーズで最も小型・軽量 最大36時間の音楽再生可能

SONY WF-1000XM5の特徴

世界最高クラスのノイズキャンセリング性能

静かな湖の前にいる男性

SONY WF-1000XM5はワイヤレスイヤホン最高クラスのノイズキャンセル性能があります。(2024年2月時点)

耳に付けて電源を入れた瞬間から水の中にいるかのような、非日常感ある静寂の世界に浸れます。

街中、電車やバスなど多少のうるさい環境でもノイズを大幅に減少。
自宅で家族がいる環境のリモートワークでも仕事に集中できます。

高音質を生み出す8.4 mmダイナミックドライバー

SONY WF-1000XM5 ドライバーユニット

左:WF-1000XM4 右:WF-1000XM5

SONY WF-1000XM5は、前作のWF-1000XM4からドライバーユニットを6 mmから8.4 mmに大口径化。

ダイナミックレンジ(最高音域から最低音域の幅)の広さをより感じられ、さらに高音質になりました。

ワイヤレスなのにハイレゾ対応

LDACコーデック スマホ

SONY WF-1000XM5は高音質コーデックLDACエルダックに対応しており、ハイレゾ音源(96kHz / 24bit)を音質劣化することなく聴くことができます。

ハイレゾ音源ではない音楽・YouTube動画などでも、LDACコーデックなら一般的なSBCやAACコーデックより音の情報量が多く、高音質を感じられます。

AIで圧縮音源をハイレゾ音質にアップスケーリング

AI デジタル 波形 アップスケーリングSONY WF-1000XM5はハイレゾ音源ではない音楽データ・YouTube動画などでも、AIが自動補正してハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしてくれます。

音質があまりよくないソースでも、できるだけ高音質にしてくれる機能。

自然な外音取り込み機能

カフェ レジ 会話

SONY WF-1000XM5を装着したままでも、外音取り込み機能をオンにすれば、外部の音をマイクで集音しイヤホンで聴くことができます。
コンビニやスーパーのレジで、イヤホンをいちいち外す必要がなく便利な機能。

SONY WF-1000XM5の外音取り込み機能はかなり自然で、違和感なく相手と話すことができます。

アプリの設定で20段階の調整が可能。
自分にあった外音取り込みの度合いを調整できます。

群を抜いた高性能マイク通話品質

SONY WF-1000XM5 空港 通話 うるさい

SONY WF-1000XM5は片側3基もマイクを搭載しています。

もちろんマイク用のノイズキャンセリング機能があり、周りが多少うるさい場所でも問題なく通話可能。

風ノイズ低減もされており、かなり優秀なマイク通話性能に仕上がっています。

たまごより小型・軽量

SONY WF-1000XM5は、たまご(Mサイズ)より小さく軽いコンパクトさで重さ37 g。

頻繁に使うものなので、バッグの小さなポケットに入れやすい。

イヤホン本体は5.9 g(片耳)と超軽量で、付けているのを忘れてしまうほど。

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自然な外音取り込み 優秀なマイク通話品質
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SONY WF-1000XM5のスペック

SONY WF-1000XM5

SONY WF-1000XM5
基本仕様
イヤホンタイプ カナル型ワイヤレスイヤホン
ドライバー 8.4 mmダイナミックドライバー x 1
再生周波数帯域 20 Hz - 20 KHz(SBC / AAC)
20 Hz - 40 KHz(LDAC)
カラー ブラック / プラチナシルバー
充電ケース本体サイズ 幅64 x 厚さ26 x 高さ40 mm
充電ケース(単体)の重さ 37 g
イヤホン(片耳)の重さ 5.9 g(イヤーチップ Mサイズ含む)
防水規格 IPX4
ノイズキャンセリング 対応
マイク使用時のノイズキャンセリング 対応
アプリの対応OS iOS / Android
Bluetooth
Bluetooth仕様 Bluetoothバージョン 5.3
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
対応コーデック AAC / SBC / LDAC / LC3
マルチポイント 対応(2台まで)
通信範囲 最大10 m
バッテリー
バッテリー容量 330 mAh (充電ケース)
イヤホン単体の最大再生時間 約12時間(ノイキャン オフ)
約8時間(ノイキャン オン)
充電ケース併用時の最大再生時間 約36時間(ノイキャン オフ)
約24時間(ノイキャン オン)
ワイヤレス充電(Qi) 対応
充電ポート USB Type-C
USBケーブルの長さ 約23 cm
入力端子 5V / 1A
イヤホン本体の充電時間 約1.5時間
充電ケース本体の充電時間 約2時間
その他
取扱説明書 SONY公式サイト
メーカー保証 1年間
発売日 2023年9月1日
実勢価格 約35,000円
(2024年2月時点)

SONY WF-1000XM5の外観

SONY WF-1000XM5 外箱

SONY WF-1000XM5の外箱。

パッケージ全体でプラスチックを一切使っていなくて環境に配慮されています。

同梱品

SONY WF-1000XM5 同梱品

SONY WF-1000XM5 同梱品

  • ワイヤレスイヤホン本体
  • 充電ケース本体
  • 充電用USBケーブル(USB-C to USB-A)
  • イヤーチップ(SS / S / M / L) ※Mサイズは装着済み
  • 取扱説明書(保証書を含む)
  • サポート登録のおすすめ

SONY WF-1000XM5 イヤーチップ 各サイズ

SONY WF-1000XM5 充電 USBケーブル

SONY WF-1000XM5のイヤーチップはSS / S /M / L の4サイズ。
サイズによって中身の色が違ってわかりやすい。

充電用USBケーブルはUSB-C to USB-A。
USBケーブルの長さは約23 cm。

SONY WF-1000XM5 取扱説明書 保証書

紙類は「取扱説明書(保証書を含む)」と「製品サポート登録のおすすめ」

充電ケース、イヤホン

SONY WF-1000XM5 充電ケース 正面

SONY WF-1000XM5の充電ケース本体の正面。

ツルンとした非常にシンプルな見た目。
やや光沢感があり、指紋跡が少しつきやすい。

充電ケース、イヤホンともに再生プラスチック素材を採用していて、環境に配慮したサステナブル仕様。

実はLEDインジケーターが中央にあるのですが、普段は認識させないよう潜んでいます。

SONY WF-1000XM5 充電ケース 背面

SONY WF-1000XM5の充電ケース背面には、充電用のUSB-Cポートとペアリングボタンがあります。

側面には何もなし。

SONY WF-1000XM5 充電ケース 底面

上面にはゴールドのSONYロゴ。
ちょっとハイブランドっぽく高級感があります。

底面には製品仕様が表記されています。

SONY WF-1000XM5 充電ケース フタ 開けた状態充電ケースのフタを開けると、イヤホンがジャストサイズで収まっています。

初見だとイヤホンを取り出すのに少し苦労しますが、慣れると簡単に脱着できるようになります。

SONY WF-1000XM5 充電ケース LED充電ケースのフタを開けると、LEDインジケーターが約5秒間光ってバッテリー残量を教えてくれます。

SONY WF-1000XM5 スマホ バッテリー残量 表示スマホにBluetoothで接続すると自動的に充電ケース、イヤホン左右のバッテリー残量をお知らせしてくれます。(専用アプリは不要)

SONY WF-1000XM5 充電ケース マグネット

充電ケースのイヤホンが収まる部分にはマグネットがあり脱着しやすい。

イヤホン本体は左右の収納がL/Rで決まっています。

SONY WF-1000XM5 イヤホンSONY WF-1000XM5のイヤホン本体はタッチセンサー部分以外が、完全に光沢仕様で指紋跡が結構つきます。

あと耳の中にスムーズに入れやすいよう滑りやすい加工がされています。
デメリットとして、イヤホンを掴むときに滑りやすくなって落としやすいです。

イヤホン本体はゴールドのSONYロゴと、ブラウンゴールドの風ノイズ低減対策マイク以外は目につくようなデザインはされていません。

SONY WF-1000XM5 イヤホン タッチセンサー

SONY WF-1000XM5はタッチセンサー部分だけマット加工になっています。

指が滑りにくく操作しやすいです。

SONY WF-1000XM5 イヤホン 左・右 向き

SONY WF-1000XM5 イヤホン 音 出力部分

イヤホン本体の内側上部に充電端子があり、すぐそばにイヤホンの左右の向きを表すL/Rの表記があります。

イヤホン本体からイヤーチップを外して、音の出力部分をチェックしてみましたがドライバーユニットは見えず。

SONY WF-1000XM5 イヤホン イヤーチップ 外した状態

SONY WF-1000XM5 イヤホン イヤーチップ

両方のイヤホン本体からイヤーチップを取り外した状態。
この状態で持とうとするとツルンツルン滑るので注意。

純正イヤーチップには耳垢フィルターがあり、イヤホン本体のメンテナンス性を向上させています。

SONY WF-1000XM5 充電時 LED

SONY WF-1000XM5のケース充電時はLEDインジケーターが光って、色によってどれぐらい充電されているかわかります。

充電完了時は消灯します。

バッテリーがゼロ状態からMAXまでの充電時間は約2時間。

サイズ

SONY WF-1000XM5 充電ケース サイズ

SONY WF-1000XM5 充電ケース 厚さ

デジタルノギスでサイズを実測しました。

SONY WF-1000XM5の充電ケース本体のサイズは、幅64 x 厚さ26 x 高さ40 mm。

イヤホン本体は複雑な形状のため、サイズ計測できず。

SONY WF-1000XM5 充電ケース 手に持ったところSONY WF-1000XM5の充電ケース本体を、手で持ってみるとこんな感じ。

SONY WF-1000XM5 イヤホン 手のひらに乗せたところ

SONY WF-1000XM5 イヤホン 指でつまんだところ

SONY WF-1000XM5のイヤホン本体を手のひらに乗せるとこんな感じ。

SONY WF-1000XM5のイヤホンを指でつまむとこんな感じ。

重さ

SONY WF-1000XM5 充電ケース 重さ

SONY WF-1000XM5 イヤホン 重さ

デジタルスケールで重さを実測しました。

SONY WF-1000XM5の充電ケース本体(イヤホン含まず)の重さは37 g。

SONY WF-1000XM5のイヤホン(片耳:イヤーチップMサイズ装着)の重さは6 g。
メーカー公称は5.9 g。

SONY WF-1000XM5 重さ

SONY WF-1000XM5の充電ケース本体&イヤホン両方を合わせた重さは40 g。

SONY WF-1000XM5を実際に聴いてみた

自宅のPCオーディオ環境に約50万円クラスの音響機器を使っているので、音質にはちょっとうるさいです。

スマホで聴いてみた

SONY WF-1000XM5 スマホ 音楽 試聴

SONY WF-1000XM5を耳に付けてすぐ感じるのがノイズキャンセリングのスゴさ。

周囲の雑音のほとんどがスッと消えます。
2~3m先で人が会話している内容は認識できないレベル。
世界最高クラスのノイズキャンセリング性能を謳うだけある。

この静寂の中で音楽に集中できるメリットは非常に大きい…。

LDACコーデック&イコライザー標準で主に聴きました。

SONY WF-1000XM5の音質は、SONYらしく高音域から低音域までバランスよく出ている印象。
音楽を刺激的に十分楽しめつつ、それでいて聴き疲れしない絶妙さ。

解像感はなかなか高い。音楽や動画のディテールがきちんと伝わってくる。
サウンドステージは標準的で音の位置は大体わかる。音の温度感はやや温かい。

イコライザーで高音域と低音域を持ち上げると、しっかりドンシャリサウンドになり迫力がでて映画や動画を楽しめました。

SONY WF-1000XM5の実勢価格35,000円を考慮しコスパを含めた音質評価をすると、

高音 4.5 / 5.0
中音 4.5 / 5.0
低音 4.5 / 5.0

万人に受けるであろうバランス重視で良い音質。
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PCで聴いてみた

SONY WF-1000XM5 PC 動画 視聴

Windows PCとSONY WF-1000XM5の組み合わせだとSBCコーデックで接続されます。

PCにはアプリが入れられないので、SONY WF-1000XM5の基本性能で聴くことになります。
スマホのLDACコーデックよりどうしても音が少し荒く感じる。
とは言っても10分も使ってればすぐに慣れてしまう。

ノイズキャンセリング性能はスマホと変わらないので、ノイズキャンセリング狙いだけでSONY WF-1000XM5を選ぶのは十分あり。

音の遅延

SONY WF-1000XM5 音の遅延 計測

SONY WF-1000XM5の音の遅延をYouTube動画でチェックしてみました。

「音の遅延」とは、画面内で鳴っている音が実際にイヤホンで聴こえるまでの時間差のことを言います。

SONY WF-1000XM5 音の遅延
 スマホ(SBCコーデック) 約30 ms
 スマホ(LDACコーデック) 約50 ms
 ノートPC(SBCコーデック) 約30 ms

大まかなチェックになりますが、かなり低遅延に感じました。
動画、音楽、ゲームなどで音の遅延が気になることはほとんど無かったです。

音の遅延がシビアな、音ゲーやFPSゲーム系にはちょっと厳しいかな。

LC3コーデックだと更に低遅延になるんですが、SONYのスマホでないと対応していないので未検証。

SONY WF-1000XM5の装着感

SONY WF-1000XM5を実際に耳へ装着。

SONY WF-1000XM5のイヤホンは5.9 gと非常に軽くて小さく、耳の中にフィットする曲線形状になっていてフィット感が良い。
イヤホンを付けているのを忘れてしまうこともあるほどの付け心地。

イヤーピースは純正のMサイズを使用しましたが、自分にはちょうど良かったです。

タッチセンサーの面積はしっかり確保されており、指でタップしてもイヤホンがズレることはなく操作性は良好。

見た目的にはイヤホンが出っ張った感じはほぼなし。

音漏れ

満員電車の中 密集

SONY WF-1000XM5の音漏れを高音質USBマイク「Blue Yeti X」で録音し確認してみました。

音楽を大きめの音量で聴いても、音漏れは確認できませんでした。

満員電車の中の密集した状態で使っていても問題ないでしょう。

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SONY WF-1000XM5のアプリ

SONY WF-1000XM5は「Headphones Connect」アプリをインストールすることで性能をフルに発揮します。

SoundPeats

Headphones Connect
posted withアプリーチ

 

SONY WF-1000XM5 アプリ

Headphones Connectのホーム画面。

画面最上段ではいま繋がっているコーデック方式が表示される。
この画面ではLDAC。

画面上段では、イヤホン本体の左・右、充電ケース本体のバッテリーそれぞれのバッテリー残量を確認できる。

画面中段にある「サウンド」「システム」「サービス」から、いろいろな設定ができます。

外音コントロール

外音取り込み機能は20段階と細かく調整可能。
さらにボイスフォーカスで、ノイズを抑えつつ人の声を取り込める。

外音取り込みはMAXの20だと、サーッというホワイトノイズが少し気になる。
ただ、周囲の音を逃さないので私は20にしています。

タッチセンサーのタップで外音コントロールの切り替えができます。
自分に必要なモードだけチェックできて便利。
私は「オフ」を使わないのでチェックしてません。

イコライザー

イコライザーで音質調整ができます。

5バンド・各バンド20段階・重低音域20段階と調整幅はそれなりにあり、しっかりと音質の違いを感じられる。

8種類のプリセットが用意されていて、自分好みのイコライジングしたものを3つまで登録できます。

タッチセンサーのカスタム

タッチセンサーに割り当てる機能を変更可能。

とは言っても一つ一つ変更することはできず、グループで一斉に変更される。

「再生コントロール」「外音コントロール」を、イヤホンの左右のどちらに割り当てるかが主な使い道。

タッチセンサーをオフにすることもできる。

マルチポイント

SONY WF-1000XM5 スマホ PC マルチポイント

マルチポイント機能に対応しており、スマホ、タブレット、PCなどのデバイスに同時に2台まで接続可能。
(同時に音は出せないので注意)

スマホとノートPCをマルチポイント登録してみたところ2~3秒で切り替わるようになった。早い。

ちなみにマルチペアリングは8台まで登録可能。

ヘッドジェスチャー

ヘッドジェスチャーは、うなずき・首振りの動きで着信時の受諾・拒否ができる機能。

車の運転時にイヤホンを片耳だけ付けて、ヘッドセット代わりに使うと便利かもしれない。

SONY WF-1000XM5のマイク性能(通話品質)

スマホにSONY WF-1000XM5を接続して、実際に録音してみました。

非常にクリアで実際の声に近くて、マイク音質がかなり良い。

USB接続の5000円程度の単体マイクより高音質に感じました。

PCから環境音(雷雨)を流しながら録音してみました。

声は拾えていますが、マイク用のノイズキャンセリングが効いていてこもって聞こえます。

マイクの音質はともかく、多少ガヤガヤしている場所でも通話はできるようです。

「SONY WF-1000XM5」と「SONY WF-1000XM3」を比較

「SONY WF-1000XM5」の2世代前になる「SONY WF-1000XM3」(2019年7月13日発売:実勢価格 約19,000円)と比較してみました。

サイズ・重さ

サイズ

WF-1000XM3 ケース本体:幅79 x 厚さ29 x 高さ 54 mm
WF-1000XM5 ケース本体:幅64 x 厚さ26 x 高さ 40 mm

重さ

WF-1000XM3 :93 g
WF-1000XM5 :40 g

WF-1000XM3は大きくて重い・・・。
日常的に使うものなので数字以上に違いを感じます。

音質

両機種ともSONYらしい高音域から低音域までフラットな音質。
ただWF-1000XM5の方が解像感・音の密度・重低音が良好で、ハッキリとした差があります。
直接比較してしまうと、WF-1000XM3は音が軽くてフンワリな印象。

装着感

WF-1000XM5は耳の中にフィットする曲線形状でピッタリと装着可能。

WF-1000XM3は耳の中に無駄な隙間があるのを感じられ、比較するとフィット感は劣ります。

ノイズキャンセリング性能・外音取り込み性能

ノイズキャンセリング性能は圧倒的な差があります。
4年の月日でこうも変わるのかというぐらいの大差。

外音取り込みもマイク性能の差からなのか、WF-1000XM5の方が自然。

マイクの音質

実際にスマホでマイク録音したものを並べてみます。

WF-1000XM3

WF-1000XM5

WF-1000XM5はサーッというホワイトノイズが消え、クリアで肉声に近く感じます。
マイク用のノイズキャンセリング性能の差が如実に出ています。

バッテリー持ち

WF-1000XM3
イヤホン単体で最大6時間、充電ケース併用で最大24時間。

WF-1000XM5
イヤホン単体で最大12時間、充電ケース併用で最大36時間。

小型・軽量になったのにバッテリー性能が伸びている。

まとめ

サイズ/重さ WF-1000XM5 >>> WF-1000XM3
音質 WF-1000XM5 >>> WF-1000XM3
装着感 WF-1000XM5 >>> WF-1000XM3
ノイキャン性能 WF-1000XM5 >>> WF-1000XM3
外音取り込み性能 WF-1000XM5 >> WF-1000XM3
マイク音質 WF-1000XM5 >>> WF-1000XM3
バッテリー持ち WF-1000XM5 >> WF-1000XM3

全てにおいてWF-1000XM5の圧勝。

2世代も違うと、ここまで差が出るもんなんですね…。
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SONY WF-1000XM5のレビューまとめ

メリット、長所

 圧倒的なノイズキャンセリング性能

 バランスの良い高音質

 優秀なマイク通話品質

 低遅延

 最大36時間の音楽再生が可能

 コンパクトで非常に軽量

デメリット、弱点

イヤホンが滑りやすく落としやすい

充電ケース、イヤホンともに指紋跡がつきやすい

SONY WF-1000XM5を使ってみた感想

SONY WF-1000XM5」はノイズキャンセリング性能が異次元レベル。
周囲のノイズはほとんど消えて、水の中にいるような感覚。

静寂の中で高音質の音楽や動画に集中して聴けるのは贅沢な時間…。
あえて音楽や動画を聴かず、ノイズキャンセリングだけ効かせて周囲の雑音を消している人もチラホラいると聞きます。

イヤホンの装着感は今まで使ったイヤホンの中で一番良好でした。

マイク性能が高く、リモートワークのWeb会議で使っている人は結構いるんじゃないだろうか。

充電ケース本体が小さくて軽いので、バッグにポイッと入れておいて使うときは簡単に取り出せる。

イヤホン本体は装着感重視で滑りやすくなっていて、何回か地面に落としてしまいました。
充電ケース、イヤホンは指紋跡が残りやすく、見た目的にちょっとだけ残念ポイント。

SONY WF-1000XM5」は実勢価格が35,000円と、なかなかの値段ですが「コレ買っておけば間違いないプレミアムイヤホン」

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音質特化でハイコスパなワイヤレスイヤホンだと「SOUNDPEATS Opera 05」がオススメ。
実勢価格13,999円なのに、音質面ではSONY WF-1000XM5とそれほど差がないです。

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