こんにちは、部屋の広さ以上の明るさがあるシーリングライトが無いと心許ないSafe Haven(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
「カメラは照明が大事!」というのは、よく耳にします。
12畳用シーリングライト&「間接照明用LEDテープライト」で十分な明るさを感じていたので、そのままWeb会議をやってきました。
しかし、Webカメラ用ライトはリモートワーク特化ブログなら避けては通れない道なので、安価な「Webカメラ用ライト」を一度試してみることにしました。
メリット | デメリット |
---|---|
美肌効果があり若く見える 約2000円で効果抜群なのでハイコスパ PCだけでなくスマホやタブレットでも使える ノートPCのカメラ部分を避けてクリップ取付できる 三脚が小型で扱いやすく手持ちもできる |
LEDライト特有の「キーン」という高音がわずかに鳴っている バッテリー内蔵式ではないので、USB端子から給電する必要がある ケーブルが少し短め(約1.2m) おそらく中国メーカーなので、耐久性・信頼性にやや不安あり(メーカー保証1年間あり) 眼鏡をかけていると、レンズにライトが映り込む |
Webカメラ用ライトとは?
その名の通り、Webカメラの使用時に被写体を明るく照らすライト(照明)です。
Amazonで安価で売られているWebカメラ用ライトを見た感じでは、スマホやタブレットでも使えるものも多いです。
Webカメラ・スマホ・タブレット向きだと、形状はリングライトが多いようです。
いわゆる「女優ライト」と呼ばれる形状ですね。
リングライトは、被写体の人の顔全体に光が当たるので影ができにくく、自然な感じで明るくなるのが特徴。
Webカメラ用ライトをAmazonで格安購入
製品紹介
Amazonで調光・調色のできる「小型リングライト」を買ってみました。約2000円と格安。
1500件以上のレビューで星4.1と、かなりの高評価ですが怪しさも感じる。
メーカーは「Yarrashop(読み方は、やらしょっぷ・・・?)」
AmazonのVine先取りプログラムメンバー(日本人)の、レビューが結構良かったのが購入の決め手でした。
「Yarrashop」で、ググってみましたがメーカー公式サイトは無く、おそらく中国メーカーなんだろうなぁという印象。
スペック表
Yarra LEDリングライト(5インチ) | |
型番 | F-601A |
素材 | ABS / PC / 金属 / シリコン |
ライトモード(調色) | 5種類(3200 ~ 6500K) |
光量調整 | 10段階 |
ランプビーズ(LED個数) | 60個 |
LED寿命 | 20000時間 |
定格電力 | 4~7 W |
給電方式 | USB(DC 5V 2A) |
ケーブルの長さ | 約1.2 m(実測) |
サイズ(大体の目安) | リング直径 : 約12.5 cm クリップ取付: 高さ21 x 幅12.5 x 奥行4.5 cm 三脚取付(開): 高さ23 x 幅12.5 x 奥行12.5 cm 三脚取付(閉): 高さ26 x 幅12.5 x 奥行3 cm 三脚取付(雲台無で開): 高さ18 x 幅12.5 x 奥行12.5 cm 三脚取付(雲台無で閉): 高さ21 x 幅3 x 奥行3 cm |
重量 | リング(ケーブル込) 95 g 三脚取付時 197 g クリップ取付時 135 g |
付属品 | クリップ、雲台、三脚、取扱説明書 |
メーカー保証 | 1年間 |
実勢価格 | 2,380円 |
取扱説明書、Amazonページからの情報です。
サイズはメジャーで実測しました。
給電はモバイルバッテリーのUSB端子(5V 1A)でも一応使えましたが、取扱説明書ではUSB(5V 2A)になっています。
梱包内容
「Yarrashop リングライト」の外箱。
簡易ダンボール製。
意外と中身はしっかり梱包されていました。
画像2枚目のシールでフォントが怪しいのは、いかにも中国メーカー。
そして安定のMade in China。
「革新モデル」と書いてあるけど、Amazon商品ページと微妙に違うポイントがいくつかあるのでパワーアップされたのかも。
同梱物はリングライト本体、クリップ、三脚、取扱説明書。
取扱説明書は多言語に対応しています。
日本語の説明は2ページのみ。
ライト、クリップ、三脚の外観
リングライトの外観
「リングライト」の直径は約12.5 cm。
CDやDVDのディスクの直径が約12 cmなのでイメージしやすいと思います。
「リングライト」からケーブルの取り外しはできない。
Amazonの商品ページでは1.8 mと表記があるけど、メジャーで実測すると約1.2 mでした。
「リングライト」の根本に三脚穴があります。
ケーブルの中間にコントローラーがあります。
操作できるのは電源ON/OFF、ライトモードの変更(5種類)、明るさの調整(10段階)
Amazon商品ページだとライトモードは3種類になってるんだけど革新モデルだから・・・?
給電はUSB-A端子のみ。
取扱説明書にはUSB給電(5V 2A)とあります。
電源ケーブルにも「5V 2A推奨」との表記がありました。
クリップの外観
クリップは主にプラスチック製。
チープだけど、強度はしっかりある。
クリップを開くのに結構な力が要ります。
その分、しっかり挟んでくれます。
挟む部分には滑り止め&傷付き防止のゴムが付いています。
本体下部に、ケーブルを固定する留め具があります。
上部に手回しネジがあり、その手回しネジを「リングライト」の三脚穴に入れるとセッティングOK。
クリップは片方が穴開きなので、ノートPCのWebカメラ部分、スマホ・タブレットのカメラ部分を避けて取り付けることができます。
三脚の外観
三脚は畳んだ状態だと、片手で持ちやすい形状になっている。
手持ちでライトを照らしたい場合に便利。
三脚穴が付いているWebカメラなら取付可能。
雲台はチープさは感じる。だけど簡単に壊れそうな感じはしない。
ジョイントボール部分が丈夫な金属製。
横から出ているネジを回すことで位置を固定できる。
わりと滑らかに動くので、思ったポジションで止めやすい。
雲台の可動域が広く、真上や真下といった方向にもライトを向けることができる。
雲台は取り外し可能。
取り外すことで、また三脚ネジが出てくるのでライトを取り付けることができる。
ローアングルでライトを照らしたい場合に使える。
三脚を開いた状態はバランスが良くてグラつかない。
脚底に滑り止めゴムが付いているのも効果が出ている。
クリップ&三脚に取付け
「リングライト」をクリップに取り付け。
ケーブル込みでも重さが100 g弱なので、バランスは悪くなくグラつく様子は無し。
「リングライト」を雲台付き三脚に取り付け。
畳んだ状態だと手持ちしやすい。
「リングライト」を雲台なし三脚に取り付け。
ローアングル向けでの照射。
Webカメラ用ライトの明るさテスト
とりあえずモバイルバッテリーにUSB接続。
電源ONをポチッとな。
「めっちゃ明るい!」
USB給電だから大したことないでしょー、と思って正直なめてた。
最弱の明るさでも、そこそこの光量。
最高の明るさだと結構眩しい。
光量調整は10段階。
強弱の表示が無いので大体の感覚で合わせるしかない。
色温度の調整は5段階。(ライトモード1~5)
3200 ~ 6500Kの幅でできるらしい。
コントローラーで明るさを調整すると、「リングライト」内部から「キーン」という超高音が聞こえてくる。
30 cmぐらい近付くと音がわずかに聞こえる。
うちの日本メーカーのLEDデスクライトでも、同じような現象が出るのでLEDライト特有の問題みたい。
かなり静かな環境じゃないと気にはならないし、今どきのWeb会議サービスやライブ配信ツールはノイズ抑制機能が優秀なので大丈夫なはず。
ノートPC付属Webカメラにライトを取り付けて、映りを比較
クリップはベゼルが薄いノートPCだと、画面に被って少し邪魔になる。
ノートPCによってはマイク穴を塞ぐ可能性もあるので、その場合はクリップをズラす必要あり。
クリップは奥側にはあまり向けられないが、手前側は真下まで向けることができる。
使っているノートPC付属Webカメラは720pです。
ノートPCでよくあるカメラ画質。
ノートPC付属Webカメラ&ライトなし
ノートPC付属Webカメラ+照明無しの状態で静止画撮影。
天井のシーリングライトで逆光になって、Webカメラにとっては厳しい状況。
顔や服は全体的に暗くて、ぼんやりしている。
551のTVCM「無いときー」が聞こえてくる。
関西人にしか分からないかな・・・。
ノートPC付属Webカメラ&間接照明あり
PCデスク奥側に間接照明用LEDテープライトを貼っています。
その間接照明を使って撮影。
少し顔が明るくなった。
これでWeb会議やライブ配信などにギリギリ使えるレベル。
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ノートPC付属Webカメラ&リングライトあり
ノートPC付属Webカメラ+「リングライト」を照らした状態で撮影。
全然違うっ!
画像1枚目:モード1(電球色の最弱)でも、間接照明LEDテープライトより映りは良い。
画像2枚目:モード2(電球色の中程度)が光量的にはちょうど良い感じ。(色温度は微妙)
画像3枚目~7枚目:光量を最高にすると肌のテカリまで分かる。光がちょっと強すぎる。
眼鏡に「リングライト」の光が映り込むのが少し気になるけど、ノートPC付属Webカメラとは思えないほどの映りになってビックリ。
ノートPCに高画質Webカメラを取り付けて、ライトで照らす
ノートPCに高画質Webカメラ「ロジクール BRIO C1000eR」を取り付けてみました。
ノートPC側が4K対応モニターじゃなかったので、4K画質設定ではなくフルHD画質設定(1080p)です。
ロジクール製のマウス、キーボード、Webカメラ、マイクなどを一元管理できるソフト「Logicool Capture」を使って静止画撮影しました。
画質調整は何もしていません。
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「ロジクール BRIO C1000eR レビュー」C1000s/4K超高画質/Webカメラ
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ノートPC+高画質Webカメラ(ライトなし)
BRIO C1000eR(フルHD画質)+照明無しの状態で撮影。
さすが高画質Webカメラだけあって、細かいところまで緻密に映っています。
(生活感ある背景ですいません・・・)
顔の明るさはちょっと暗いけど、ギリギリ許容範囲。
ノートPC+高画質Webカメラ(間接照明あり)
BRIO C1000eR(フルHD画質)+間接照明LEDテープを照らした状態で撮影。
顔周りが少し明るくなり、ファンデーションを塗ってワントーン明るくなったような印象。
ノートPC+高画質Webカメラ(ライトあり)
BRIO C1000eR(フルHD画質)+「リングライト」を照らした状態で撮影。
結構変わった。
輪郭・肌感・髪の毛・着ている服の色など、ディティールがハッキリ分かるようになった。
高画質カメラの性能が活きている。
肌のテカリが若干気になる。
この日、暑かったのよね・・・。
ベストセッティングと、ライトなしを写真比較
カラーモード(色温度)と明るさの強弱を調整して、一番良い感じの映りにしてみた。
ベストセッティングは、モード3の明るさが中程度。
照明無しと比べると、かなり差を感じる。
日なたにいる人と、日陰にいる人ぐらいの差がある。
これは印象が全然違いますわ。
デスクトップPCに高画質Webカメラを取り付けて、ライトで照らす
クリップで挟める厚さが約3 cmまでなので、一般的な液晶モニターだと厚すぎて挟み込めない。(写真3枚目)
私が使っている液晶モニターは特に厚さがあるモデルなので全然無理。
厚さのある液晶モニターで「リングライト」を使いたい場合は、三脚に取り付けて自分の近くに置いて使うことになる。(写真1~2枚目)
うちのデスクトップPCは4K対応なので、高画質Webカメラ「ロジクール BRIO C1000eR」は4K高画質設定OK!
液晶モニター上部にWebカメラを取り付けているので、ノートPCと画角が変わります。
ちなみにPCデスク環境が気になった人はこちらの記事をどうぞ。
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「PCデスク周りを晒してみた」テレワーク&4Kゲーミング快適部屋
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デスクトップPC+4K高画質Webカメラ(ライトなし)
BRIO C1000eR(4K画質)+照明無しの状態で撮影。
若干暗いが問題無し。許容範囲内。
デスクトップPC+4K高画質Webカメラ(間接照明あり)
BRIO C1000eR(4K画質)+間接照明LEDテープを照らした状態で撮影。
まあまあ明るい。
美肌になった(ファンデーションを塗ったみたい)
今までこの環境でWeb会議をしてました。
デスクトップPC+4K高画質Webカメラ(ライトあり)
BRIO C1000eR(4K画質)+「リングライト」を照らした状態で撮影。
顔や首に、全体的に光が当たっている。
50 cmほど離れた距離から光量MAXで照らすと、ちょっと光が強すぎるぐらい。
モード(色温度)で、見え方が随分変わる。
モード1だと赤すぎる。
モード5だと青すぎる。
ベストセッティングと、ライトなしの写真比較
ベストセッティングはモード4の明るさ中程度。
並べると結構違う。
ライトで照らすと自然な明るさで、どことなく表情も少し柔らかく見える。
5歳ぐらい若返った。女性だと化粧映えしそう。
相手への印象が変わってくるのでWebカメラを頻繁に使う人や、営業や就職活動で自分を売り込みたい人は、ライト導入はやっといて損は無いと思う。
Webカメラ用ライトのレビューまとめ
メリット、長所
暗い部屋でも、自分の顔にきちんと光が当たる(美肌に見える、若く見える)
約2000円なのに、高価なWebカメラを買うより顔の映りが良くなる(コスパGood!)
ノートPCやデスクトップPCだけでなく、スマホやタブレットでも使える
ノートPCだと、Webカメラ部分を避けてクリップを取付できる
三脚が小型で扱いやすい
デメリット、弱点
LEDライト特有の「キーン」という高音がわずかに鳴っている(マイクには音が入らない程度)
バッテリー内蔵式ではないので、USB端子から給電する必要がある
ケーブルが少し短め(約1.2m)
おそらく中国メーカーなので、耐久性・信頼性にやや不安あり(メーカー保証1年間あり)
眼鏡をかけていると、レンズにライトが映り込む
向いている人
Web会議を頻繁にしていて、顔の映りを良くしたい人
ZoomやGoogle Meetを使って、営業や就職活動で自分を売り込みたい人
実況動画配信/ライブ配信をしていて、映えるために安く照明を導入したい人
USBで使える簡易ライトが欲しい人
「Webカメラ用ライト」を買ってみての感想
「照明は価格がある程度、高い物を買わないとダメなんじゃないのー?」と思ってたんですが、約2000円の「リングライト」でも効果抜群でした。
自然な明るさ、美肌になる、若く見える、表情が柔らかく見えるなど、映え系メリット多数。
カメラ映りが気になる人は高価なWebカメラを買うよりも、まずはライトを導入するのをオススメします。
スマホやタブレットで使う人は、USB給電用の「モバイルバッテリー」も準備しときましょう。