就活生へのテレワークに関する最新アンケート調査があったので紹介します。
テレワーク利用希望率、テレワークの頻度希望、テレワークに対するイメージがわかります。
時代が変わりつつあるなぁ、と思わされる結果です。
「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者で、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生482名を対象に「就職活動(テレワーク)」に関するインターネットアンケートを実施。
そのアンケート結果を学情が発表。(期間は2021年5月17日 ~2021年6月8日)
就職先にテレワーク制度があれば利用したいが8割超
入社先の企業に「テレワーク」の制度があったら利用したいですか?
「利用したい」「どちらかと言えば利用したい」を合わせると8割超。
就職先にテレワーク制度があるかどうかは、重要なポイントになっているようです。
社員側としては、通勤が不要になる、自宅で好きな環境で仕事できる、浮いた時間で活用できる、人間関係のストレスが少ないなどのメリットがあります。
ただ現状、企業側としてはテレワークを活用できるのは、ある程度の経験を持った社員でないと難しいと思っています。
入社してすぐのテレワークは厳しいでしょうが、早期にテレワークできるような新時代の教育・制度作りをしていく会社がこれから人気が出るかもしれません。
テレワークに否定的な人は、コミュニケーションのしづらさに難色を示しているとの声がありました。
週3以上でテレワークしたいは半数近く
入社先の企業で、どのくらいの頻度で「テレワーク」を実施したいですか?
「毎日」「週に3~4回」を合わせると47.0%。
テレワークに対して積極的な数字が出ています。
それだけ、これからの働き方になるであろうテレワークに期待しているのでしょう。
ある程度は出社できた方が、モチベーションを保てる、直接会った方がコミュニケーションしやすく相談や質問ができる、との声もあったようです。
テレワークは自由度が高そうだが、コミュニケーションが難しそう
「テレワーク」のイメージで近いもの
「柔軟な働き方ができそう」「住む場所の自由度が高くなりそう」と、自分に合わせた働き方ができると良いイメージを持っている人が多い。
大都市圏だと通勤はホント大変ですからね。
通勤自体がなくなると、満員時のストレス・肉体的疲労が無くなり、移動に使っていた時間・費用が浮いてきます。
その時間を自分で活用できる。
地方だと通勤は車だったりするので、車を持つ必要性が低くなるかもしれません。
テレワークが普及すると車社会も変わってくる・・・?
家賃相場の安い地域で、広くて新しい賃貸物件に住めるという選択肢があるのも歓迎する人は多いでしょう。
大都市圏での新卒採用だと、従来は狭めのワンルームに賃貸で住むのが平均的だと思いますが、いきなり広めの1LDKに住めるなんてことも可能に。
「上司や同僚とのコミュニケーションが難しそう」「より効果が求められそう」「若手のうちから自立することが求められそう」「労働時間が長くなりそう」と、テレワークに難しさを感じるイメージを持っている人も少なくない。
まとめ
就活生はテレワークに対してデメリットよりもメリットの方が勝っていて、テレワークを利用したいというアンケート結果に見えました。
ニューノーマル(新しい常識)にテレワークは含まれます。
テレワークを活用できている企業はいまのところそれほど多くないようです。
コロナ禍だからしょうがない、と思いつつ導入している企業も少なくないでしょう。
ですが、テレワークは働く人のワークライフバランス向上、コロナ対策、仕事の効率向上、と働く人にとってメリットは大きく、企業側はテレワークの導入・活用は避けられないとリモライフでは考えています。
引用元
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https://ferret-one.akamaized.net/files/60cb2446f337001524afec20/210618-navienq.pdf
ferret-one.akamaized.net