こんにちは、東プレ リアルフォースを過去に3台買っているSafe Haven(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
現在、東プレの高級キーボード「REALFORCE A R2A-JP4-BK」を使っています。
キーキャップが墨色印字で見づらかったので「R3 カラーキーキャップセット ホワイト」に交換しました。
しばらく使ってみたのでレビューします。
この記事では、東プレ公式サイトから画像・情報を一部引用させてもらっています。
メリット | デメリット |
---|---|
自分好みの見た目にカスタムできる かな表記なしになる 耐久性の高い昇華印刷になる 墨色印字からの交換だと刻印が見やすくなる R2(第2世代)でも、ほとんどのキーキャップは交換可能 R1(第1世代)でも、大体のキーキャップは交換できそう(推測) HHKBにも互換性あり |
値段が高め(実勢価格:11,880円、5,830円) R3 / R3S 以外だと交換できないキーキャップが一部ある カラーによっては在庫切れが多い キーキャップ個別のバラ売りはしていない |
「R3 カラーキーキャップセット」を買った理由
REALFORCE 第2世代キーボードを使っています
私の使っているREALFORCE A R2A-JP4-BKは第2世代(R2)
ブラック・日本語配列・かな表記なし・フルサイズ(テンキー付き)・キーの重さ45 g・非静音・APC対応・有線(ケーブルあり)
東プレ リアルフォースは非常に豊富なラインナップが揃っています。
-
「東プレ リアルフォース」クセになる打鍵感で快適テレワーク
続きを見る
キーキャップ(キートップ)とは
PCキーボードのキー上面(文字・数字・記号が刻印されている)の部品を「キーキャップ」と呼びます。
別名「キートップ」とも呼ばれますが、厳密に言うとキートップはキーキャップの上面(刻印されている面)だけを指します。
英語ではKeycapsと表記されます。
リアルフォースのキーキャップの印字には2つ方式があって、
- 昇華印刷(10年以上使っても刻印が消えにくい。キートップは少しザラザラした感触)
- レーザー印刷(数年使うと刻印が薄れてくる。キートップは少しツルツルとした感触)
の2種類があります。
「墨色印字」はかなり見づらい
私が使っているリアルフォース R2A-JP4-BKはキーキャップの印字が墨色。
タッチタイピングは大体できるんですが、一部の記号キーは苦手で目視してタイピングしています。
その目視しようとしたときに墨色印字はかなり見にくい。
特に夜間、デスクライトだけでタイピングするときにほとんど見えない。
リアルフォースやHHKBの墨色印字モデルは、基本的にタッチタイピングが全キー対応できる人向けの製品という位置付けなんでしょう。
東プレ「無刻印はやり過ぎだから、補助としてひっそり墨色印字しておくね。」って感じでしょうか。
PCデスク環境の写真撮影時には、無刻印キーボードみたいに映って玄人っぽさがあり、その点では好きなんですけどね。
かな表記なしなのはシンプル&スタイリッシュで良い。
刻印が消えにくい昇華印刷なのもポイントが高い。
リアルフォース 第2世代(R2)で、APC機能が無いモデルREALFORCE / R2-JP4-BKなんかは黒地に見やすい刻印がされていました。
第2世代(R2)の方がキーボード本体デザインは好み
リアルフォースは2022年に第3世代(R3)が発売されました。
ちなみに第2世代(R2)は2017年発売。初代は2001年ごろ発売。
第3世代(R3)で大きく進化した点としては「ハイブリッド接続対応(無線接続可:Bluetooth)」になったこと。
第2世代(R2)までの、太く存在感のあるUSBケーブルが要らなくなったのを歓迎する人は多いです。
しかし、バッテリーやBluetooth送信機を搭載させるためなのか、キーボード本体の外枠に余白が太くて隅が曲線になり、ぼんやりとした緩い印象のデザインになってしまった。
これには一部のリアルフォース ファンがブーイング。
R2のキーボード外枠の余白が細く、角張ったシャープなデザインが好きなファンは一定数いて、無線対応モデルが欲しいけど見た目が好みじゃない人は、有線モデルを使い続けている人が一定数いるようです。
ちなみに私もそのうちの一人。
第3世代(R3、R3S)は好みじゃない
前述したように「リアルフォース第3世代(R3)」は無線対応になって良きなんだけど、いかんせんデザインがいまいち。
「リアルフォース第3世代の有線接続モデル(R3S)」は、ぱっと見はリアルフォース第2世代(R2)と同じ外観。
しかし、キーキャップの刻印はレーザー印刷のモデルしか存在せず(2023年3月時点)、数年使っていると刻印が薄れゆく運命。
しかも第3世代(R3 / R3S)は全て かな表記ありなので、時代が古い印象を受ける。※Mac向けはかな表記なし」
「R3 カラーキーキャップセット」ホワイト 129キー を購入
前置きが長くなりましたが、「R3 カラーキーキャップセット ホワイト 129キー」を買いました。
購入ポイント
- キーキャップの刻印を見やすくする
- 昇華印刷で10年使っても消えにくい刻印&若干ザラザラとした手触り
- かな表記なしでスマートにする
- ブラック&ホワイトでパンダ仕様にする
このあたりが買った理由です。
キーキャップだけで値段が10,000円以上!
しかし、リアルフォース好きだと買ってしまう価格。
「R3 カラーキーキャップセット」の同梱物
- キーキャップ129キー
- 取扱説明書(保証書)
- キープラー(キーを抜き抜く道具)
リアルフォース キーキャップ交換方法(外し方)
交換したいキーキャップにキープラーをセットして、少し力を入れて真上に引っこ抜くとキーが外れます。
スペースキーが難所。
最後にスペースキーを外す前提で、片方にキープラーをセットして、もう片方を指で上げると外せます。
中央に小さなバネがあるので無くさないように注意。
「R3 カラーキーキャップセット」に交換
キーキャップの刻印がすごい見やすくなった
白色キーキャップに黒色の刻印はコントラスト抜群でハッキリ視認できます。
夜間のデスクライトだけでの作業時でも余裕で見えます。
キーキャップの刻印が見えづらい問題は無事に解消されました。
かな表記なしなので余白が感じられスッキリしている。
「R3 カラーキーキャップセット」は昇華印刷なので耐久性もバッチリ。
実はリアルフォース R3 / R3Sは、Mac向けモデルをのぞいて全て かな表記あり。
Windowsでリアルフォース R3 / R3Sを かな表記なしで使いたいなら、「R3 カラーキーキャップセット」に交換するしかない。
一部のキーは交換できない
事前に調べて分かっていたことですがREALFORCE A 第2世代だと、スペースキー・Windowsキー・FNキーは大きさが違い交換できませんでした。
- スペースキーは、R2よりR3のほうが幅が狭い。
- Windowsキー・FNキーは、R2よりR3のほうが幅が大きい。
今回紹介した東プレの「R3 カラーキーキャップセット」は日本語配列用なので、英字配列キーボードだと更に交換できないキーが増えます。(エンターキー、シフトキー、バックスペースキー等)
なおこの記事を書いている2022年3月時点では、東プレの「R3 カラーキーキャップセット(英字配列用)」の製品は発売されていません。
「R3 カラーキーキャップセット」のレビューまとめ
メリット、長所
自分好みの見た目にカスタムできる
かな表記なしになる
刻印が耐久性の高い昇華印刷になる
墨色印字からの交換だと、キートップの刻印がすごく見やすくなる。(タイピングミスが減る)
R2(第2世代)でも、ほとんどのキーキャップは交換可能
R1(第1世代)でも、大体のキーキャップは交換できそう(推測)
HHKBにも互換性あり
デメリット、弱点
値段が高め(実勢価格:129キーは11,880円、54キーは5,830円)
R3 / R3S 以外だと交換できないキーキャップが一部ある
カラーによっては需要に追いつかず在庫切れが多い(特にホワイト)
キーキャップ個別のバラ売りはしていない
向いている人
リアルフォース / HHKBのキーキャップの色を変えたい
今回の記事のように、キートップを墨色印字から見やすくしたい
キートップの刻印を かな表記なしにしてスッキリさせたい
刻印をレーザー印刷から、耐久性の高い昇華印刷に変えたい
「R3 カラーキーキャップセット(129キー)」を使ってみての感想
前述していますが、キーキャップの刻印がすごい見やすくなったのが良かったです。
明らかにタイピングミスが減りました。特に夜間。
苦手な記号キーを押すのも早くなったので、タイピングスピードも少し上がったように感じます。
私に墨色印字はまだ早かった・・・。
キーキャップ交換前のブラック一色も渋くて良かったですが、白黒パンダ仕様もカスタムしてる感があって良きです。
「R3 カラーキーキャップセット」だけで、結構良いPCキーボードが1台買えるほどの値段がしましたけど満足しています。
ローマ字、数字部分のキーだけの「R3 カラーキーキャップセット(54キー)」もあります。