テレワーク中の業務報告について興味深い調査結果があったので紹介します。
調査内容は、業務の進捗報告の頻度、進捗の報告手段、業務報告のウソをついた経験率、嘘報告の種類、上司からの評価について。
テレワークをしている20〜40代の会社員300名を対象に「テレワークと業務報告等に関する調査」をインターネットで実施。
その調査結果をアジャイルウェアが発表しました。(調査日:2021年6月10日)
業務進捗報告は「毎日1回 メール」がトップ
業務の進捗はどのくらい報告していますか
進捗報告の頻度は「毎日1回」が36.3%でトップ。
タスク管理ツール等でリアルタイムに共有が20.3%で2位。
タスク管理ツールではTrelloが有名です。
自分からは報告せず、という受動的な人が12.3%で3位。
報告は全くしていない、という放任主義の会社もあるようです。
業務の進捗はどのように報告していますか
業務の進捗報告の手段はメールがいまだ強い。
今となっては前時代的な印象があります。
ビジネスチャット、タスク管理ツール、が今時のテレワーク進捗報告って感じがします。
定例会議、日報、出社時に対面での会話、だと素早い進捗状況の把握は難しそうです。
テレワークで嘘の報告経験者は意外と多い
テレワークでウソの報告をしたことがありますか
ウソ報告の経験者は34.3%。
よくある、が7%いるのが驚きです。
どんなウソの報告をしたことがありますか
「実際より作業に多く時間がかかったフリをした」がダントツ。
作業は早く終わらせてあとはサボる、というパターンっぽいです。
「遅延している業務の進捗をごまかした」が2位。
ミスを自力でカバーした、という感じがします。
「実際より作業に時間がかからなかったフリをした」が3位。
指示された仕事を早く終わらせたようにして、自分の評価を良くするんでしょうか。
会社が社員を監視したくなる気持ちも分かりますね。
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上司からの評価に不安を感じる社員は多い
テレワークで自分の働きぶりを上司が把握してくれているか不安に思いますか
自分の働きぶりを上司が把握してくれているか不安に感じている人は半数近く。
どうすれば評価されるか、という上司とのコミュニケーションがないと不安に感じやすいようです。
テレワークで自分は正当に評価されていると思いますか
自分は正当に評価されていないと感じる人も半数近く。
やはり評価について上司と部下できちんとコミュニケーションしておくのが大事だと思います。
その評価項目を上司が日々チェックしていく、という当たり前の行為がテレワークでは蔑ろにされているケースが結構あるようです。
テレワークしている社員が仕事を効率的に進めて、予定より早く終われば評価対象にする。
これだけでテレワークしている社員は、モチベーションがグッと出るのではないでしょうか。
まとめ
業務の進捗報告は「毎日1回メールでする」のがよくあるパターン。
テレワークでウソの報告をした経験者は3割超で「実際より作業に多く時間がかかったフリをした」というサボり気味の社員が多いです。
サボり気味の社員がいる裏側には、上司がきちんと部下を見ていなくて、評価システムに不満をもらすからが原因の一つと感じました。
引用元
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3割以上がテレワークでウソの報告経験あり。「仕事が増えても給料変わらない」「タスクを振られたくない」 | 株式会社アジャイルウェアのプレスリリース
prtimes.jp