PC歴20年以上でキーボードを20台近く使ってきました。
その中でも使い心地がよくて、リピートして買っているキーボード シリーズがあります。
打鍵感、キー配列、サイズ感、本体重量のバランスがいい。
特に「打鍵感」は独特でハマる人が多く、昔から人気が高いキーボードです。
なぜ、このキーボードを現在使っているかちょっと語らせてください。

結論から先に言うと、東プレ リアルフォース R2A-JP4-BKを使ってます
東プレ リアルフォースとは?
東プレ リアルフォースは、2000年ごろから存在する高級キーボードの老舗ブランド。
東プレ製のキーボードは確かな性能・品質なので、業務用キーボードとして金融機関のデータ入力に使われるほど。
東プレ リアルフォースは静電容量無接点方式スイッチ、フルNキーロールオーバー、キースイッチの耐久性が高い、滑らないようズッシリ重いというパッケージは今でも変わらない。
東プレ リアルフォースの現在はWindows向け、Mac向け、ゲーミング向けにカテゴライズされて販売されている。
東プレ リアルフォース R2A-JP4-BKとは?
多種多様なモデル展開をしている中、私がいま使っているのはHome&Office(Windows向け)の「東プレ リアルフォース R2A-JP4-BK」というモデル。
ブラック、テンキー付き、ALL45g、APC機能あり、キートップ刻印が墨色という少しマニアックなもの。
キー本体がブラックでかつ、キートップ刻印が墨色なので、近くに寄ってみないと何も刻印されていないように見える。
タッチタイピングが出来ない人が買うと後悔する代物。
ちなみに使ってきたリアルフォースとしては3台目になります。
クセになる打鍵感は、理由もなくタイピングしたくなる
東プレの全てのキーボードは、世界的にも珍しい「静電容量無接点方式スイッチ」を採用している。
「静電容量無接点方式スイッチ」はパーツ点数が多くなるので製造コストが高く、販売定価もキーボードでは最高クラス。
「静電容量無接点方式スイッチ」は独特の打鍵感を味わえる。
擬音にすると、スコスコスコ・・・、トコトコトコ・・・という感じ。
この打鍵感こそがリアルフォースの最大の魅力。
東プレの公式サイトには「極上のキータッチを実現」「フェザーキータッチ」と書かれている。
キーを押す重さはリアルフォース シリーズで色々ありますが「R2A-JP4-BK」は平均的なALL45g。
一般的なキーボードよりも少し軽めの力でキーを押せます。
かるーく触れただけで入力されるALL30gモデルもあります。
ライター、DTP・Web・CADデザイナー、プログラマーなどPCと向き合う時間が長い人ほどリアルフォースの恩恵を受けられます。
一般的なキーボードよりも、圧倒的にキースイッチの耐久性が高いのも特徴。
東プレ リアルフォース の基本仕様
シンプルなキー配列
「R2A-JP4-BK」はキートップ刻印が墨色で見えづらいので、ほぼ同じ配列の「R2-JP4-BK」の画像を載せています。
奇をてらわないシンプルなキー配列。
どんな人でも始めから使いやすい。
キー自体もそれぞれ適切な大きさ。
Photoshop、Illustratorではキーボード左下にあるCtrlキー、Altキー、Shiftキーを死ぬほど使うので、ちょうどいいキーの大きさなのは超重要。
一般的なノートPCと違ってファンクションキーが大きい。
打ちやすいキーの角度(ステップスカルプチャー)
キーの段ごとに角度が変わっており、キーをしっかり押しやすい設計。
一番上段のキーと一番下段のキーで全く角度が違うのでわかりやすいです。
キートップの形状
キートップが水平ではなく、中央がくぼんだ形状になっています。
くぼんだ形状のおかげでキーを押した指がズレにくく、底までしっかり押下できます。
これに慣れると水平のキートップは押しにくく感じます。
フルNキーロールオーバー対応(同時押しOK)
一気にキーを同時押ししても、全て入力されるフルNキーロールオーバーに対応。
キー入力がよく重なる、超高速タイピングの人も安心。
タイピング速度を競う大会の参加者は、東プレ リアルフォースの使用率が異常に高いです。
複雑なキーを一気に押すPCゲーマーにも昔から人気があります。
ケーブルスリットで、3方向からケーブルを出せる
キーボード本体のケーブルを上部の真ん中、左側、右側と3方向からケーブルを出せます。
PC本体がどこにあっても、接続する時にケーブルがゴチャりにくいです。
滑り止めゴム
キーボード本体の底面に滑り止めのゴムが4箇所あります。
強力なグリップと1kg超の重い本体重量でキーボードが滑るのを防いでくれます。
ゴムはホコリがつきやすいので定期的に掃除した方がいいです。
チルトスタンド
キーボードに傾斜をつけられるチルトスタンドが底面にあります。
具体的な角度は公式サイトに掲載されていませんが、チルトスタンドを起こすと2cmほど高くなります。
先端には滑り止めのゴムが付いています。
APC機能、LED
APCとは?
APC(アクチュエーション ポイント チェンジャー)は、キーを押して実際にPCへ入力される位置の高さを変更できる機能。
リアルフォースのキーストローク自体は4mmあるのですが、入力位置を1.5mm、2.2mm、3mm、と3段階で選べます。
人差し指は標準の2.2mm、小指は浅く1.5mm、日頃使わないキーはミスで軽く当たっても認識しないよう3mmという風に個別設定可能。
(個別設定は、リアルフォース純正ソフトウェアをインストールする必要があります)
全てのキー入力位置を統一することもできます。
その場合は、APC機能付きリアルフォースに同梱されているキースペーサーを挟み込むことで、底打ちの高さを変えられ、より早いタイピングが出来るように。
LEDインジケーター
キーボード右上にあるAPC変更キーを押すことでAPC状態が変わり、APC状態によってLEDインジケーターの色が変わります。
- LED青色・・・全キー1.5mm
- LED緑色・・・全キー2.2mm
- LED赤色・・・全キー3mm
- LED白色・・・カスタム(個別設定)
さりげないLEDの光量なので派手な印象はないです。
R2A-JP4-BK の弱点
部屋が暗いとキートップの刻印が見えづらい
リアルフォースのキートップ刻印が墨色モデル全般に言えるのですが、照明の加減でキートップの刻印が全く見えなくなることがよくあります。
特に部屋のシーリングライト&間接照明を消して、デスクライトだけの時は非常に見えにくい。
普段あまり使わない記号キーを探す時は、間近に寄る必要があります。
タッチタイピング パーフェクトな人には弱点にならないんでしょうけど。
ケーブルが太い
一般的なPCキーボードよりもケーブルが太く、直径0.5cmほどあります。
デスク天板の色によってはかなり目立ちます。
私はデスク天板に貼ったシールと同じシールを貼って、目立たないように工夫しています。
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早くリアルフォースのワイヤレス版を発売して欲しい。
待ちわびている人はかなりたくさんいるはず。
技術的にはそれほど難しくなさそうだけど。
東プレ リアルフォース シリーズの紹介
現在の東プレ リアルフォースは、
- テンキーあり / テンキーなし
- ブラック / ホワイト
- 日本語 / 英語
- キーの重さ・30g / 45g / 55g / 変化重
- 標準 / 静音
- APC機能のあり / なし
- Windows / Mac / ゲーミング
など多種多少なモデル展開をしている。
リアルフォースに興味があるなら、公式サイトで製品の絞り込みができるので、まずは自分に合ったモデルを探すことからがスタートです。
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製品カテゴリー | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰
www.realforce.co.jp
私が使っているリアルフォースのモデル
APC機能付き 荷重45g 昇華印刷(墨) かな表記なし