ロボット掃除機を購入。テレワークの空き時間を活かせるように
ロボット掃除機とは
その名の通り、自動的に動いて掃除してくれるロボットです。
2002年に発売された世界初のロボット掃除機「ルンバ(アイロボット社)」が有名です。
購入した理由は?
ロボット掃除機の購入前は1週間に一度の頻度で、キャニスター型の掃除機(ケーブル付き)で自宅を掃除していました。
休日に「よし、やるか!」と、ちょっと気合を入れてやる、これがなかなかに疲れる家事仕事…。
知り合いがロボット掃除機を使っていて「便利よ~」と聞いていたので、興味を持ってロボット掃除機を調べているうちに「確かにこれは便利そう」と思って購入しました。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】を購入
Anker Eufyとは?
Ankerはスマホやタブレットの充電機器、Bluetoothスピーカー、Webカメラ、ポータブル電源などの製品を出しているアメリカの有名企業(2011年設立)。
モバイル系の充電関連では、Anker製品を買っておけば間違いないという「信頼できる、納得価格」といったイメージで圧倒的な知名度があります。
EufyはAnkerのスマートホームブランドで、体組成計、セキュリティカメラ、ハンディ掃除機、ロボット掃除機などの製品を出しています。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】は、値段のわりに高機能
メーカー公式サイト、ネットのレビューサイト、家電紹介系の本でロボット掃除機(低価格帯~高価格帯)の情報を集めてじっくり比較。
5万円以内という予算で、ロボット掃除機「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」を買いました。(Amazonセール時に約4万円で購入、定価は59800円)
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」は2021年11月30日に発売されたロボット掃除機。
この記事を書いている2023年3月時点で、Anker Eufyの最上位モデルです。
簡単に言うと、このあたりが購入ポイントになりました。
購入ポイント
- 高精度AIマッピング機能で効率的に掃除
- 動作音が静か
- 水拭き対応
- スマホの使いやすい専用アプリ対応
- 色がホワイト
以下、「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」を半年ほど使ってのレビューになります。
この記事では、Anker Eufy公式サイトから画像・情報を一部引用させてもらっています。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】のスペック
Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid | |
---|---|
吸引力 | 2000Pa x 2つ搭載(デュアルタービン) |
サイズ | 幅34.5 x 奥行き34.5 x 高さ 9.7 cm |
重さ | 3.6 kg |
段差の乗り越え | 1.8 cmまで |
水拭き | 対応 |
落下、衝撃 防止機能 | 対応 |
アプリ | 対応 |
Alexa | 対応 |
付属品 | 充電ステーション、ACアダプタ、水タンク、モッピングクロス2枚 、防水パッド、交換用フィルター、サイドブラシ2つ 、ケーブル結束バンド 5本 、取扱説明書、クイックスタートガイド |
取扱説明書 | Anker Eufy公式サイト (pdf) |
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】の外観レビュー
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」のホワイトモデル。
上面には茶色系の曲線模様が入っています。
eufyのロゴもそれなりに目立ちます。
個人的にはもっとシンプルな見た目がいいです。(例えばホワイト一色だけ)
正面・側面はシンプルな見た目。
背面にはダストボックスがあるのでダークブルーな雰囲気。
本体裏面。
今時のロボット掃除機らしくメカメカしいです。
センサー類がいっぱいあるんでしょう。
ローラーはマウンテンバイクのタイヤみたいにゴツゴツしていて、グリップ感が強そう。
本体裏面の左上にブラシがあります。
このブラシが高速回転してゴミを吸引口に引き寄せます。
ロボット掃除機の中級機では、主流のレーザーセンサーを搭載。
部屋をマッピングして効率的に短時間で掃除します。
安価なロボット掃除機は真っ直ぐ走ってぶつかったら適当に角度を変えて、また真っ直ぐ走るという効率の悪い動きでなかなか掃除が終わりません。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】のメリット
掃除に使っていた労力と時間を無くせる
今まで1週間に一度ちょっと気合を入れて掃除をしていたのが、「少し時間あるし掃除しとくかな」といった感じで、気軽にロボット掃除機を使うようになりました。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」は高精度AIマッピング機能を搭載しており、掃除する部屋(マップ)の状況を学習し最短距離でルートを通っていく。
掃除が終わると充電ステーションまで自動で帰っていきます。
非常に効率の良い掃除をしてくれるので短時間で掃除が終わります。
それでいて、ちゃんと部屋の隅まで掃除しているデキるやつ。
掃除時間:最大180分 充電時間:約240~300分
ダスト容器の容量:400mL 水タンクの容量:250mL
色:ホワイト / ブラック
私の自宅だと掃除面積が約20㎡なのですが約20分で掃除完了。
コンビニやスーパーなど、ちょっとした外出時に使うと、帰宅したときにはゴミやホコリの無いキレイな状態。ありがたし。
お風呂に入っている時間にロボット掃除機を使っているなんて人も。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」は水拭き(モッピングモード)もできるモデル。
水拭き機能のないモデルは「Anker Eufy RoboVac X8」。
水でちょっと濡らした水拭き専用モップをセットすると、フローリング全体にうっすら水が滴るような程度で水拭きしてくれます。
水拭きは思ったより効果があり足裏の皮脂が結構とれるので、フローリングがサラサラとした感触になります。
水タンク容量は250 ml。
掃除面積20 ㎡ぐらいだと水は50 mlも減っていない感じ。
毎回するほどではないけど、2週間に一度の頻度で水拭きをしています。
動作音が静か
吸引力の設定は4段階。静音・標準・ターボ・最大。
初期状態の「吸引設定:静音」だと、動作時の音は控えめで静か。
部屋の壁・隅をギリギリまで攻めて掃除するときの接触も、「チョンチョン」と優しく探りながら当たるので低価格帯のロボット掃除機と違い「ガツンガツン」と音がしない。
「吸引設定:静音」でも掃除後に集塵ケースを見てみると、フィルターにホコリ・チリ・毛が集まってモッフモフの大きな塊になるほど吸っているので十分なパワー。
Anker Eufy公式サイトを見ると、2000Paデュアルタービン搭載で従来機より7.5倍も吸引力が大きく上がっていて、動作音のわりには吸引力がある。
テレワーク中(作業時)のロボット掃除機は・・・?
テレワークでWeb会議(ZoomやGoogle Meet)しながらだと「吸引設定:静音」は、ノイズフィルタリング機能で相手にバレなさそうだけど自分の仕事する気が散ってしまう。
ワンフロア住まいだと、テレワーク時の作業中はやめた方が無難。
あくまでテレワークのちょっとした隙間時間(休憩中、外出時、入浴時?など)にロボット掃除機をかけるのを奨めます。
一軒家に住んでいて、テレワークの仕事場から遠い部屋を掃除するなら問題無し。壁を2枚も隔てれば掃除している音は全く聞こえない。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」はロボット掃除機の中では静かな機種。
ペットや赤ちゃんにあまりストレスを与えなさそうなので、そういった環境の人にも向いている。
今まで使っていたキャニスター型の掃除機(ケーブル付き)と比較すると圧倒的に静か。
「吸引設定:標準」より上はパワフルで吸引力重視!
「吸引設定:標準」にすると、まあまあうるさい。(Anker Eufy公式サイトによると約55db:電子レンジの弱ぐらいの音量)
吸引力も比例してパワーアップする。
「吸引設定:静音」よりも吸引したホコリ・チリ・毛などは明らかに増える。
久しぶりに掃除をするとき、ペットの犬や猫の毛を掃除したいときは「吸引設定:標準」にするといいかも。
「吸引設定:標準」でも、今まで使っていたキャニスター型の掃除機(ケーブル付き)の弱より静か。
「吸引設定:ターボ」は、キャニスター型の掃除機(ケーブル付き)の弱と同等の動作音。うるさいので使っていない。
「吸引設定:最大」は、キャニスター型の掃除機(ケーブル付き)の強と同等の動作音。かなりうるさい。
YouTubeで見た動画では、床にばらまいたパチンコ玉を余裕で吸っていました。
非常にパワフルな吸引力なので、本気で掃除したい引っ越し時や年末の大掃除にいいかもしれない。
カーペットの上では自動的に吸引力が上がる機能あり(Boost IQテクノロジー)
カーペットの奥深いゴミでも吸引するらしい。
うちはカーペットが無いので検証できず。
掃除時間:最大180分 充電時間:約240~300分
ダスト容器の容量:400mL 水タンクの容量:250mL
色:ホワイト / ブラック
スマホの専用アプリ「eufy Clean」は使いやすく便利
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」の本体ボタンだけでも掃除してくれるのですが、スマホの専用アプリ「eufy Clean」を使うと非常に便利な機能が多数使えるので、eufy Cleanは絶対使った方がいい。
eufy CleanはWi-Fi接続が必須。
- 掃除の開始/停止、充電ステーションに戻る
- 吸引力の設定(静音・標準・ターボ・最大の4段階)
- 部屋の分割(線で部屋を切り分ける)
- 掃除したルート結果
- 掃除した履歴
- 各消耗部品のメンテナンス
- 音声設定(8カ国語対応)
紐付けるとAmazon Alexa、Googleアシスタントから声でも操作できるようになります。
進入禁止エリア
一番使えるのが前述した「進入禁止エリア」の設定。
ロボット掃除機全般に言えることですが、家電製品の電源ケーブルや小さなおもちゃの上を通ると、高確率で巻き込むので注意が必要。
あと、玄関付近の段差なんかも落ちると大きな落差だと上がれず戻れない。(「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」は最大1.8 cmの段差までしか上れない)
このあたりは進入禁止エリアに設定しとくと進入しないのでトラブルが起きません。
水拭きモップを本体にセットしているときに、初期設定だと濡らしたくないカーペットの上を通って水拭きしてしまいます。
アプリの「水拭き禁止エリア」を設定することで、水拭きモップを本体にセットしているときは、そのエリアに進入しないようにできます。
自宅にカーペットを敷いていて、水拭きをする人は必須の設定。
スケジュール予約
スケジュール予約機能も非常に便利。
毎週、何曜日の何時に掃除をするか予約可能。
例えば私の場合、大体外出している月曜日の午前10時・金曜日の午前10時に掃除予約をしています。
事前に各部屋の登録をしておけば、指定の部屋だけ掃除するという事もできます。
掃除時間:最大180分 充電時間:約240~300分
ダスト容器の容量:400mL 水タンクの容量:250mL
色:ホワイト / ブラック
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】のデメリット
掃除前、床に無駄な物を置かないようにする
ロボット掃除機あるある。
床に物が置いてると、ロボット掃除機はそこを避けて掃除していくので掃除にムラが出てきます。
事前に、床に置いてある物は片付けておく必要があります。
部屋が散らかっていると毎回、床を片付けるのが面倒なので、いつも片付けておく癖がついて部屋が整理されたなんて人もいるようです。
常時、置いておける場所が必要になる
これもロボット掃除機あるある。
約35 cmある円形の本体を常に置いておけるスペースを確保しないといけません。
ギリギリの置き場だとロボット掃除機が充電ステーションへ帰るときに、きちんと戻れずエラーになる場合があるので少し余裕をもって置けるスペースが要ります。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」のように高機能なレーザー式のマッピング機能搭載モデルだと、本体の高さが約10 cmあるのでそのへんも考慮が必要。
ロボット掃除機専用スペースをきちんと作ってあるのは「おうち(家)」と呼ぶそうです。
かわいい響きで愛着がわきますね。
掃除後にゴミを捨てる必要がある
当然ですが掃除機なので掃除していると、本体内部のダスト容器にゴミが溜まります。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」のダスト容器サイズは400 mlありますが、掃除後に毎回ダスト容器のゴミを捨てるように推奨されています。
高価格帯のロボット掃除機になると、自動ゴミ収集機能付き(ゴミステーション)の機種がありますが、そういった機種の価格は10万円前後が相場。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」に自動ゴミ収集機能は無いので毎回、ダスト容器のゴミを捨ててあげないといけません。
プラスチック製ケース(ダスト容器)を、ゴミ箱の上でポンポンと叩くだけ。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」でマメに掃除をしていれば、吸引するゴミ(ホコリ・チリ・毛など)の量は少なくなっていくので、それほど手間にはならないと思います。
ダスト容器内にあるフィルター掃除は週1回の掃除が推奨されています。
ただ、掃除後にチェックするといつもフッサフサのゴミであふれているので、毎回軽く付属ブラシで掃除した方がいいと思います。
付属ブラシはダストボックス上面にセットされています。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】その他の機能
マルチフロアマッピング
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」の高精度AIマッピング機能は、ワンフロアだけでなく2階・3階と対応しています。
さすがに階段を自動で上がることはできませんが本体を持って上がって起動させれば、その階のマップを学習し効率的に掃除してくれます。
うちは1LDKのワンフロアなので使ったことはない機能ですが、広めの一軒家なんかでも工夫すれば効率的に掃除できそうです。
自動充電機能
Anker Eufy RoboVac X8 Hybridのバッテリー容量はリチウムイオン電池5200 mAh。
結構広めの面積でも1回で掃除できるバッテリー容量ですが、掃除中に途中でバッテリーが限界付近にきたら充電ステーションへ自動充電しにいく機能があります。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」の掃除時間は最大180分、充電時間は240~300分。
掃除時間の最大180分は「吸引設定:静音」でしょうから、自動充電機能は「吸引設定:最大」で連続稼働させたいときに使うような機能なのかもしれません。
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】のレビューまとめ
メリット、長所
高精度AIマッピング機能で効率的に短時間で掃除できる
「吸引設定:静音」は動作音が静かで、十分な吸引力
水拭き機能は足裏の皮脂がとれて、フローリングがサラサラな感触になる
スマホの使いやすい専用アプリ「eufy Clean」対応
競合機種(性能・機能)と比較してコスパが良い
デメリット、弱点
掃除前、床に無駄な物を置かないようにしないといけない
常時、置いておける設置場所が必要になる
掃除後にゴミを捨てる必要がある
外観デザインがイマイチ(白一色だと良かった)
廉価ロボット掃除機に比べると、少し値段が高い
向いている人
掃除する体力・気力を他に使いたい
ちょっとした隙間時間で掃除したい
水拭きをたまにしたい
キレイ好き
【Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid】を使ってみての感想
知り合いの「ロボット掃除機は便利だよー」の声に釣られて、購入してみましたが想像以上に便利でした。
eufy Cleanアプリでスケジュール予約をセット。
外出している間に自動で掃除をしてくれるので、自宅に帰ってきたらピカピカ状態。
ロボット掃除機は充電ステーションに自動で戻っている。
ゴミ捨て、水拭きモップを洗う行為は要りますが、自分で部屋を掃除機&水拭きするよりはよっぽど楽です。
念入りに調べて、「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」にたどり着きましたが良かったです。
iRobot ルンバ、ECOVACS DEEBOT、Panasonic ルーロなどの競合製品と、機能・性能で比較するとかなり安いです。
「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」はよくセールをやっているのでコスパが余計に良く見えます。(Amazonセールだと4万円以下で買えるときあり)
掃除時間:最大180分 充電時間:約240~300分
ダスト容器の容量:400mL 水タンクの容量:250mL
色:ホワイト / ブラック
水拭き機能無しの「Anker Eufy RoboVac X8」は、「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」より数千円安い。
カラーリングが控えめでシンプル。
水拭きが不要ならコッチ。ダスト容器も1.5倍になっている。
掃除時間:最大180分 充電時間:約240~300分
ダスト容器の容量:600mL
メーカー保証:最大2年間