どうも、間接照明大好きなヘタリティ(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
LEDテープライトって、「思った色にならない」「雰囲気が作りづらい」「アプリ操作が微妙」みたいな、あと一歩のところで惜しくなることが多いんですよね。
今回レビューする「SwitchBot テープライト3」は、その“惜しさ”をかなり減らしてくれるテープライトでした。
2700K〜6500Kの色温度調整とRGB切り替えが1本で完結 するので、作業用の白・くつろぎの電球色・アクセントカラーを気分に合わせて切り替えられます。
SwitchBotアプリで統一できるのも日常使いでは便利。
いろいろ試してきた中でも、「デスクの雰囲気づくりが一番うまくいったテープライト」 というのが正直なところ。
この記事では、雰囲気重視で選ぶ人が後悔しないように、貼り付けのコツ・色の印象・アプリの使いやすさをまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 色が綺麗で、雰囲気作りがしやすい 白色・電球色・RGBすべて対応 SwitchBotアプリで簡単操作できる 設置しやすく、扱いやすい Matter対応(Homeアプリ操作可) |
特になし |
「SwitchBot テープライト3」とは?
ライティングが進化!RGB・電球色・昼光色が全部できる
「SwitchBot テープライト3」は、従来のテープライト2で非対応だった電球色・昼光色の調整に新たに対応した最新モデルです。
既存のRGBカラーに加えて、より自然な白系の光を再現できるようになりました。
リラックス効果が高い電球色、集中力&作業効率が向上しやすい昼光色を自然に光らせられるようになりました。
テープ全体はPU(ポリウレタン)コーティングで覆われており、見た目も上質。
LEDのまぶしさを抑えつつ、放熱性と耐久性にも優れた設計になっています。
Matter対応!いろいろなスマートホームアプリと連携OK
「SwitchBot テープライト3」はMatter対応に進化し、スマートホーム連携がより柔軟に。
Google HomeやAmazon Alexa、Apple HomeKitなど異なるプラットフォームでも一括管理が可能になりました。
音声操作や自動化の設定も簡単で、照明のON/OFFや色変更を声だけでコントロールできます。
デバイスの垣根を超えて、快適で統一感のあるスマートライフを実現します。
Wi-Fi&Bluetooth対応
「SwitchBot テープライト3」は、単体でWi-Fi(2.4GHz)とBluetoothに対応しています。
Matter対応になり、Apple HomeKit / Google Home / Amazon Alexaなどのスマートホームアプリと連携可能になりました。
スマホやタブレットのアプリから簡単に操作できます。
テープを剥がして貼るだけの簡単設置
「SwitchBot テープライト3」は、裏面の3M製粘着テープを剥がして、家具や壁にそのまま貼り付けるだけで設置完了。
粘着力は強すぎず弱すぎない絶妙なバランスで、貼り直しもある程度なら可能。
位置調整もしやすく、初めてでも安心して取り付けできます。
「スケジュール機能」で好きな時間に自動で点灯・消灯
「SwitchBot テープライト3」は単体でスケジュール予約ができます。
例としてあげると、
平日の月曜日から金曜日は18時に自動点灯、23時に自動消灯。
休日の土曜日・日曜日はオフにする。
なんて使い方が簡単に設定できます。
操作方法は6通り!ライフスタイルに合わせて選べる
「SwitchBot テープライト3」は操作方法が6種類もあります。
いろいろな方法で操作
- SwitchBotアプリ、スマートホーム系アプリ
- リモコン
- コントローラー
- 音声(AlexaやGoogle Home)
- SwitchBotタグ(NFC)
- SwitchBotリモートボタン
「SwitchBot テープライト3」と他モデルとの違い
まずは、SwitchBotテープライト1・2・3の違いをざっくり比較しておきます。
どれが自分に合うか早く知りたい人はここを見るのが一番早いです。
| モデル名 |
SwitchBot テープライト3 |
SwitchBot テープライト2 |
SwitchBot テープライト |
| カラー | RGB 1600万色 電球色、昼光色 |
RGB 1600万色 | RGB 1600万色 |
| 色温度 | 2700 ~ 6500K | 固定 | 固定 |
| 明るさ | 1 ~ 100% 無段階 | 1 ~ 100% 無段階 | 1 ~ 100% 無段階 |
| 高輝度LED | |||
| PUコーティング | |||
| Mattert対応 | |||
| Alexa、Google Home などで音声操作 |
|||
| 参考価格 | 5,980円 | 4,980円 | 2,980円 |
| リモライフ記事 | この記事 | レビュー記事 | レビュー記事 |
「SwitchBot テープライト3」は、従来モデルで非対応だった電球色・昼光色に対応し、Matter連携にも進化。
「光の質」も「スマート連携」もバッチリのモデル。
旧モデルのレビューはこちら👇
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SwitchBot テープライト2 レビュー|2024年モデルで簡単にオシャレな間接照明を実現
続きを見る
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SwitchBot テープライトレビュー|間接照明の新しい選択肢、使い方と設置方法
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「SwitchBot テープライト3」のスペック
| SwitchBot テープライト3 | |
|---|---|
| テープライトの長さ | 5 m |
| 切断可能な長さ | 125 mmごと |
| 電源ケーブルの長さ | 1.5 m |
| コントローラーのケーブル長 | 1 m |
| 定格出力 | 18 W(12V / 1.5A) |
| 定格入力 | 100~240V、50 / 60Hz |
| 通信方式 | Wi-Fi(2.4GHz)+ Bluetooth 4.2 |
| Bluetooth範囲 | 最大100 m |
| 赤外線リモコン範囲 | 6 m |
| LEDチップの数 | 360個 |
| テープの幅 | 12 mm |
| 発光色 | RGB CW + WW(昼光色+電球色) |
| 色温度 | 2700 ~ 6500K |
| 調光範囲 | 1 ~ 100% |
| 光量 | 1200 lm |
| 制御方式 | アプリ、コントローラー、リモコン、音声 |
| 製品寿命 | 約25,000時間 |
| 使用環境 | 屋内 |
| 動作温度 | 0 ~ 40℃ |
| 相対動作湿度 | 10 ~ 90% |
| 製造国 | 中国 |
| 取扱説明書 | 公式サイト |
| 価格 | Amazonで見る |
「SwitchBot テープライト3」の外観
こちらが「SwitchBot テープライト3」の外箱。
ブランドを象徴する赤色のアクセントが効いた、シンプルで印象的なデザインです。
写真では1個のみ写っていますが、実際はデスク用とラック用に2個購入しました。
同梱物
同梱物
- SwitchBot テープライト3 本体(5 m)
- コントローラー
- リモコン
- 電源アダプター
- 固定用パーツ(固定ネジ含む)
- 取扱説明書
ほとんどのパーツはトレンドである白色で統一されています。
SwitchBot テープライト3
「SwitchBot テープライト3」のテープライト本体は、清潔感のあるホワイトベースのデザイン。
PUコーティングにより透明感のある仕上がりで、LEDチップも精密に配置されています。
程よい厚みがありつつも柔軟に曲がるため、取り回しがしやすく、耐久性の高さも感じられます。
それ以外のパーツ
コントローラー
「SwitchBot テープライト3」には、物理的に操作できる専用コントローラーが付属しています。
設置時にはこのコントローラーを必ず接続する必要があります。
電源のオン・オフや明るさの調整、モードの切り替えが手元で直感的に操作可能。
スイッチはカチッとした確かな押し心地で、操作感も良好です。
さらに、付属のリモコン用の受光部もこのコントローラーに内蔵されています。
コントローラーの背面には信頼性の高い3M製テープを採用。
家具や壁にしっかり固定でき、設置も簡単です。
製品仕様が載せられています。
電源アダプター
「SwitchBot テープライト3」に付属する電源アダプターは、設置に欠かせない必須パーツ。
使用時は必ず接続が必要です。
ケーブルの長さは約1.5mあり、コンセントまでの距離にある程度余裕を持って設置できます。
電源アダプターの端子付近には、製品の仕様情報が記載されています。
電源アダプターはSwitchBotテープライト2と比べると形状が変更されており、電源ケーブルも少し細くなりました。
リモコン
付属の24キー赤外線リモコンで操作可能。
ただし、アプリやコントローラーでも操作できるため、リモコンは必須ではありません。
初期の動作確認や色の発色チェックに便利です。
リモコンの使用電池はCR2025。
固定用パーツ
「SwitchBot テープライト3」を90°に曲げて設置したい場合に使用できる専用の固定パーツも付属しています。
今回のレビューでは使用していませんが、よりしっかりと美しく貼り付けたい場合には、活用するのがおすすめです。
取扱説明書での固定パーツの説明。
取扱説明書
取扱説明書には、設置手順やコントローラーの操作方法、保証内容、アフターサポートの連絡先などが記載されています。
「SwitchBot テープライト3」の発色チェック
「SwitchBot テープライト3」がどんな風に発色して光るのか、実際にチェックしてみます。
使用するには、LEDテープライト本体・コントローラー・電源アダプターの3つを接続するだけ。
シンプルな構成で、初めてでも迷わずセットアップできます。
RGBの発色は美しく、空間を一気に華やかにしてくれます。
「SwitchBot テープライト3」の魅力である、電球色・昼光色も綺麗です。
中間の昼白色は電球色・昼白色をミックスして表現しています。
「SwitchBot テープライト3」を実際に取り付ける
SwitchBot テープライト3を貼っていく
以前は「SwitchBot テープライト2」を使っていましたが、今回はまったく同じ場所に「SwitchBot テープライト3」を貼り直す形になります。
LEDテープライト全般に共通するポイントですが、“間接照明として使うこと”が美しい仕上がりのコツです。
光源が直接目に入るような貼り方をしてしまうと、まぶしすぎたり、チープな印象になってしまうため、光を壁や家具に反射させる配置がおすすめです。
LEDテープライトをきれいに貼るためには、あらかじめ貼るルートを決めておくことが重要です。
今回は、デスクの端を起点にしてテープを空中に浮かせるように這わせながらモニター裏に回し込み、反対側のモニター端までぐるっと一周するようなルートを採用しました。
(赤いラインがその取り付けルートを示しています)
貼り始める前に、どこを通すかイメージしておくと、ズレややり直しを防げます。
「SwitchBotテープライト」シリーズはテープを剥がすだけで貼り付け可能です。
ただこれまで使っていた経験では、機材の入れ替えなどで何度も張り直しているとテープの粘着力が弱くなっていました。
テープの粘着力が落ちてからは「3M スコッチ ガムテープ」でいつも張り直していたのですが、これが非常に扱いやすい!
このガムテープだと透明色でほぼ見えず、ガッチリ固定でき、粘着跡が残らない。
「SwitchBotテープライト3」は最初から3M製ガムテープで設置することにしました。
スタート地点。
まずは電源ケーブル端子のほうを貼り付けます。
「SwitchBotテープライト3」のLEDチップは発熱がほぼないので、好きなところでガムテープを貼れます。
電源ケーブル端子とRGB端子までのケーブル長は10 cm。
一定間隔でガムテープを貼っていきます。
剥がれやすそうな要所は、少し多めにガムテープ固定。
角の90°コーナーはいつも適当にフニャッと曲げています。
デュアル液晶モニターが接触している部分は、位置合わせに微調整するときがあるので、ホンの少しだけ余裕をもたせます。
勢いのまま進んでいるとゴール地点に到着。
目的の長さまで到達したら、テープライトの茶色いカットライン部分をハサミで切るだけでOKです。
「SwitchBot テープライト3」は、付属品だけではカットした後の残りを再利用できません。
つまり「余ったから別の場所に貼ろう」といった使い回しは不可。
テープライトは全長5 mあるため、できるだけ一続きで長く貼る方がムダなく活用できます。
ラック(シェルフ)の裏面フレームにも「SwitchBot テープライト3」を貼り付けてみました。
フレームが細めでも、しっかりと固定できて問題ありませんでした。
「SwitchBot テープライト3」と、旧モデルの「SwitchBotテープライト2」を並べてみました。
電球色・昼光色のチップが追加されたので、テープを切断できる間隔が100 mmから125 mmになっていました。
テープライトとしての品質はどちらもPU(ポリウレタン)コーティングされていて、安物テープライトとは違う高級感があります。
設置完了
「SwitchBot テープライト3」を貼り終えました。
カメラで撮影しながらの作業だったため、設置には合計で約2時間かかりました。
撮影がなければ、30分もあれば十分に取り付けられる手軽さです。
設置後に「SwitchBot テープライト3」を点灯してみました(明るさ50%設定)
部屋を真っ暗にして試したところ、高密度LEDチップの効果で想像以上に鮮やかでクリアな発色。
PUコーディングで、ほんのり艶のある光が空間をやさしく照らし、上品な雰囲気すら感じられます。
電球色・昼光色も自然な仕上がり。
色に動きがある「シーンモード」も搭載されており、多彩なグラデーションやカラー変化を楽しめます。
「呼吸(ブリージング)」モードを選べば、光がゆっくりとフェードイン・フェードアウトを繰り返し、落ち着いた雰囲気を演出できます。
SwitchBotアプリを使って、軽くセッティングしてみました。
⭐ 電球色:くつろぎ・夜向けのやわらかい光
⭐ 昼光色:作業・集中に向いたはっきりした光
⭐ RGB:アクセントや演出として使いやすい光
アプリ「SwitchBot」の使い方
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「SwitchBot テープライト3」を一番細かくセッティングできる操作方法は専用アプリ。
アプリ「SwitchBot」の使い方を簡単に紹介していきます。
アプリはiOS / Android どちらでも使えます。
初期設定手順
基本的な操作方法
スケジュール予約のやり方
「SwitchBot テープライト3」レビューまとめ
総合評価 (5.0)
メリット、長所
色が綺麗で、雰囲気作りがしやすい
白色・電球色・RGBすべて対応
SwitchBotアプリで簡単操作できる
設置しやすく、扱いやすい
Matter対応(Homeアプリ操作可)
デメリット、弱点
特になし
SwitchBot テープライト3を使ってみた感想
「SwitchBot テープライト3」は、これまでのSwitchBotテープライトの弱点だった色温度を変更でき、自然な電球色・昼光色にできるのが最大の魅力。
「SwitchBot テープライト2」から引き続いてRGB表現は艶があり、インテリアが映えるライティングになっています。
Matter対応になりGoogle Home、Apple HomeKit、Amazon Alexaなどのスマートホーム系アプリから直接操作できるようになりました。
待ち望んでいた人は結構多かったのでは。
今回紹介した3M製ガムテープでの設置は非常に簡単で、粘着跡が残らないのでオススメ。
旧モデルから値上がりしましたが、価格差以上に進化した仕様になっていて大変満足です。
毎日見るデスクの光が少し変わるだけで、部屋全体の空気まで心地よくなる。
小さなアップグレードだけど満足感は大きいです。
発色の綺麗さをとことん追求したい人は、「Nanoleaf LEDテープライト」がオススメ。
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予算を少し減らすならSwitchBotテープライトの旧モデルもありです。
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