こんにちは、エントリークラスの一眼レフカメラ「Canon EOS Kiss X9」を使っているSafe Haven(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
ブログの写真撮影で一眼レフカメラをよく使うようになってきたので、カメラ三脚を購入しました。
カーボン&アルミ合金製で、コンパクトに折り畳める軽量トラベル三脚「Ulanzi MT-61」をレビューします。
カーボン脚、パノラマ雲台、最大174 cm、コンパクト収納の三脚がセールで約10,000円で買えちゃいました。😊
メリット | デメリット |
---|---|
カーボン+アルミ合金製としては安価 収納時の長さが47 cmとコンパクト 360°パノラマ雲台 超ローアングル撮影対応 一脚にできる スパイク付属 |
約1.6 kgと少し重い 使用時に脚を反転させる必要がある |
収納時の長さ47 cm 重さ約1.6 kg 耐荷重15 kg
360°パノラマ雲台 アルカスイス互換クイックリリース
ローアングル撮影対応 一脚対応 スパイク・キャリーバッグ付属
Ulanzi MT-61の特徴
カーボン+アルミ合金の軽量トラベル三脚
Ulanzi MT-61は脚部の段数が4段で、収納時の長さは47 cmの軽量トラベル三脚。
脚には8層カーボンファイバーが使われており、重さは約1.61 kg。
三脚時の耐荷重は15 kgまで。
三脚時の高さは61~174 cmと、トラベル三脚としては少し大きめ。
360°パノラマ雲台
Ulanzi MT-61の雲台は、360°左右に振れるパノラマ雲台(ボールヘッド式)。
クイックリリースプレートは汎用性の高いアルカスイス互換。
雲台の耐荷重は3~5kg。水準器付き(2個)
超ローアングル撮影に対応
Ulanzi MT-61はセンターポールを反転させることで、カメラを地面スレスレでセッティングできローアングルで撮影可能です。
脚の角度を3段階で変えられ、足場の状況に合わせられます。
一脚にできる
Ulanzi MT-61は脚を1本取り外し可能で、雲台と組み合わせることで一脚にできます。
ハイキングのような移動しながら、たくさん撮影するような状況で活躍。
リストストラップを手首に巻くことで、一脚が倒れることなく安定します。
その他
Ulanzi MT-61は滑り止めグリップ付きで持ちやすくなっています。(ひっそりUlanziと表記)
スパイクが付属されており、ゴム製の石突から交換することで荒れた地面での安定性を向上。
手下げ&肩掛けできる2wayの専用収納ケース付き。
Ulanzi MT-61の同梱物
Ulanzi MT-61の外箱表面・裏面。
黒ベースに白書体のシンプルなデザイン。
Ulanziは中国の深セン市にあるカメラアクセサリーメーカー。
名も知れぬ中国メーカーとは違い、カメラファンの間では知名度が高いようです。
低価格・高品質・豊富なラインナップが特徴。
Ulanzi MT-61外箱の側面。
Made in China。
Ulanzi MT-61 同梱品
- 三脚本体
- スパイク
- リストストラップ
- 六角レンチ
- 専用キャリーバッグ
- 取扱説明書(英語&中国語で説明)
- 合格証
Ulanzi MT-61専用キャリーバッグ。
キャリーバッグの表面はファブリックに見えますがポリエステル製っぽい(表記がないので不明)
持ち手・調整用ショルダーストラップがあるので手さげ・肩掛けどちらでも使えます。
撥水加工されているようで多少の雨水なら耐えてくれそう。
内部はクッション性が少しあります。
上・横のどちらからでも三脚を取り出しやすいダブルファスナー仕様。
Ulanzi MT-61 三脚の機能性
収納時
Ulanzi MT-61収納時は折りたたまれていてコンパクトサイズ。長さは47 cm。
脚を反転することで、カメラを乗せる雲台が見える状態になります。
重さが約1.61 kgなので、片手で持つと「軽い!」とは感じません。
脚のカーボンファイバー素材の柄がハッキリ確認できます。
カーボン脚はアルミ脚より軽いのはもちろんですが、冬に冷たく感じにくいメリットもあるみたいです。
アルミニウム合金の部分はガッチリした剛性感のある堅牢な作り。
一部、ABS樹脂が使われています。(脚の角度の変更パーツ)
高さ調整
Ulanzi MT-61の脚の関節、センターポールの固定はロックナット式。
しっかり固定できます。
Ulanzi MT-61の脚の段数は4段。
三脚の高さは61~174 cmの間で調整可能。
センターポールの長さはスムーズに微調整できます。
トラベル三脚としては少し大きめ。
Ulanzi MT-61をデスク前で設置してみました。
デスクの高さが75 cmなので、かなりハイアングルからの角度で物撮りできそう。
シャッターボタンは押しにくいので、バリアングル液晶&レリーズで対処します。
デスク周りが気になった人はこちらの記事をどうぞ。
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デスク周りを晒してみた(2023年)| オシャレにモノトーンで統一してみました
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パノラマ雲台
Ulanzi MT-61の360°パノラマ雲台。
自由に微調整できるボールヘッド式。
90°傾斜可能で縦撮りもOK。
もちろん雲台部分は取り外し可能。(1/4インチネジ)
クイックリリースプレート
Ulanzi MT-61のクイックリリースプレート。
カメラと触れる部分には滑り止め用ゴムが付けられています。
側面にある水準器がノブになっていて、ノブを回すことでクイックリリースプレートが外れます。
カメラへの取り付けは指だけでも十分締め込めますが、コインを使うとさらに締め込めます。
クイックリリースプレートに付いているのは1/4インチネジ。
エンドフック
Ulanzi MT-61のセンターポール端にエンドフックがあります。
カメラが重い&三脚を伸ばしきった状態でも、エンドフックにカメラバッグや重りを引っ掛けて重心を低くすることで安定します。
ローアングル撮影
Ulanzi MT-61のセンターポールのエンドフックを取り外すことで、センターポールを抜くことができます。
センターポールを反転させて取り付けると、超ローアングル撮影が可能になります。
Ulanzi MT-61は脚の角度を3段階で変更可能。
安定した状態でローアングル撮影ができます。
一脚
Ulanzi MT-61は、滑り止めグリップが付いた脚だけ取り外すことができます。
雲台を組み合わせると一脚になります。
雲台と脚の間にリストストラップを挟みこめます。
Ulanzi MT-61は雲台、センターポール、脚を組み合わせることで超ロング一脚にできます。
雲台の高さは180 cm以上になります。
石突
Ulanzi MT-61は標準ではゴム製の石突が付けられていますが、付属のスパイクに交換できます。
その他
マジックアーム用のネジ
Ulanzi MT-61は脚と脚の間に、マジックアーム向けのネジ穴(1/4インチ)が3箇所あります。
マジックアームを介して、スマホやライトの増設などに使えます。
脚の硬さ調整
Ulanzi MT-61は脚の根本にあるボルトが緩んできたら、付属の六角レンチで調整できます。
開封時はカッチカチで調整要らずでした。
三脚を持ち運びしやすくする
Ulanzi MT-61はエンドフックにリストストラップを付けると、取っ手になって三脚の持ち運び時に楽になります。
サイズ
Ulanzi MT-61の収納時の長さは約47 cm。
手で持つとこんな感じ。
重さ
デジタルスケールで実測しました。
Ulanzi MT-61の三脚の重さは1,616 g。
パノラマ雲台だけの重さは382 g。
Ulanzi MT-61のスペック
Ulanzi MT-61 三脚 | |
---|---|
材質 | カーボン+アルミ合金 |
重量 | 約1.61 kg |
脚の段数 | 4段 |
収納時の長さ | 47 cm |
三脚時の高さ | 61 ~ 174 cm |
三脚の耐荷重 | 15 kg以下 |
脚のチューブ直径 | 19 ~ 28 mm |
脚の角度 | 3段階 |
ローアングル撮影 | 対応 |
一脚 | 対応 |
滑り止めグリップ | あり |
石突 | ゴム製 (スパイク付き) |
雲台 | 360°パノラマ雲台 |
雲台の耐荷重 | 3 ~ 5 kg |
クイックリリースプレート | アルカスイス互換 |
水準器 | 2個 |
保証期間 | 1年 |
実勢価格 | 14,980円 |
Ulanzi MT-61の使用感
これまではブログ用の写真はスマホで写真&動画撮影することがほとんどで、Kenkoの2,000円のスマホ三脚をたまに使っていました。
一眼レフカメラをメインで使いだすと、雲台が使いにくい・軽すぎて安定性が悪い・プラスチック多用で壊れそう、と三脚の低スペックが気になって撮影スピードが遅い。
ということで「ちょっと良いカメラ三脚を買うか」とUlanzi を買いました。
さすがに10,000円オーバーの三脚なので圧倒的な差を感じます。
良くなった点
- 自由雲台が微調整できて非常に使いやすい
- センターポールの微調整がやりやすく、三脚の高さ調整が簡単にできる
- ある程度の重さがあり、脚がドッシリしているので安定性が抜群
- カーボンファイバー・アルミニウム合金製で頑丈
当初は「Ulanzi MT-60」を買おうかと思っていたのですが、「MT-61」が全然レビューされていなかったので人柱になりました。
自宅での物撮りにしか使わないのでオーバースペックかと思いきや、高さがあるのでハイアングルが撮れて良い感じ。
外に持ち出さないので、三脚の重さやサイズも気になりません。
脚のロックナットの数が多いので、伸縮するのに若干時間がかかるのが唯一気になるぐらい。
Ulanzi MT-60との比較
スペック的に弟分な「Ulanzi MT-60」と比較してみました。
雲台は同じものが使われているようです。
比較したときに気になる点としては、以下のあたり。
- 三脚の重量
- 脚の段数
- 収納時の長さ
- 三脚時の高さ
- 三脚の耐荷重
- 滑り止めグリップの有無
- スパイクの有無
軽いが収納時に少し長く、脚を伸ばすだけですぐ使えるMT-60。
重いがコンパクトに収納できて、使用時に脚を反転させる必要があるMT-61。
収納時の長さ54 cm 重さ約1.25 kg 耐荷重10 kg
360°パノラマ雲台 アルカスイス互換クイックリリース
ローアングル撮影対応 一脚対応 キャリーバッグ付属
収納時の長さ47 cm 重さ約1.6 kg 耐荷重15 kg
360°パノラマ雲台 アルカスイス互換クイックリリース
ローアングル撮影対応 一脚対応 スパイク・キャリーバッグ付属
Ulanzi MT-61のレビューまとめ
メリット、長所
カーボン+アルミ合金製としては安価
収納時の長さが47 cmとコンパクト
360°パノラマ雲台
超ローアングル撮影対応
一脚にできる
スパイク付属
デメリット、弱点
約1.6 kgと少し重い
使用時に脚を反転させる必要がある
Ulanzi MT-61を使ってみた感想
今までは2.000円のスマホ三脚で、一眼レフカメラを撮っていたので結構無理していました。
三脚が軽すぎて安定せず、雲台も微調整ができず悪戦苦闘。
そこで一眼レフカメラ向きの三脚「Ulanzi MT-61」にステップアップ!
剛性感がしっかりある作りで、自由雲台が微調整しやすく、センターポールで高さ調整が簡単なので撮影スピードが早くなりました。
自宅内での物撮りが捗っています。
Ulanzi製品は頻繁にセールをやっていて約10,000円で買えました。
他メーカーの三脚をほとんど知らないので相対的な評価をし辛いですが、カーボン脚・パノラマ雲台・コンパクト収納のスペック的に「ハイコスパなカメラ三脚」との評価が高いようです。
収納時の長さ47 cm 重さ約1.6 kg 耐荷重15 kg
360°パノラマ雲台 アルカスイス互換クイックリリース
ローアングル撮影対応 一脚対応 スパイク・キャリーバッグ付属