どうも、くつろぎ重視のガジェット好きブロガーのヘタリティ(プロフィール、お問い合わせ、@KEF47223925)です。
家にいる時間をもっと快適に過ごしたい。
そんな人にぴったりなのが「FlexiSpot XRC5 Pro」
電動リクライニングや270度回転、ロッキング機能を備えた本格的な電動ソファで、座るだけで自然と体がほどけていく心地よさ。
映画鑑賞、読書、昼寝など、ゆったり過ごす時間を格上げしてくれる一脚です。
実際に使って感じた魅力をレビューします。
FlexiSpotさんから商品提供をして頂きましたので、レビューさせてもらいました。
メリット | デメリット |
---|---|
電動リクライニングで好きな姿勢に調整できる ロッキング機能でゆらゆらと浮遊感を楽しめる ゆとりのあるサイズで、ゆったりくつろげる 270度回転できて、小回りがきく 硬すぎず、柔らかすぎない適度なクッション |
フットレストと背もたれを独立して動かせない |
「XRC5 Pro」の特徴
電動リクライニング機能
XRC5 Proは、ボタン操作で背もたれとフットレストを同時にリクライニングできる電動ソファ。
細かな角度調整が可能で、読書や昼寝などシーンに合わせて快適な姿勢に。
動作音も静かで深夜の使用にも最適。
デスクワークとくつろぎをサッと切り替えられます。
ゆらゆらロッキング機能
XRC5 Proは、前後にゆったりと揺れるロッキング機能を搭載。
体の動きに合わせて自然に傾く設計で、リクライニングだけでは得られない“心地よいゆらぎ”を楽しめます。
緊張をほぐしたい休憩時や考えごとをしたいときに最適で、長時間のデスクワーク後にもリラックス効果を実感できます。
ゆったり大きめサイズでリラックスしやすい
XRC5 Proは、全身をゆったりと預けられる広めの座面と背もたれが特徴の電動ソファです。
ひじ掛けも幅広く、圧迫感がなく開放的。
大柄な方でもゆったりくつろげるサイズ感で、読書や昼寝など長時間の使用でも快適さが持続します。
ワンルームでも存在感を放つ贅沢なつくりです。
270度回転できる
XRC5 Proは、座ったままでも左右に270度回転できるスイベル機能を搭載。
体の向きを自由に変えられるため、作業・休憩・会話などシーンに応じた使い分けがスムーズ。
動きも滑らかでストレスなく、限られたスペースでも快適に過ごせます。
適度な柔らかさのクッション
XRC5 Proのクッションは、沈み込みすぎない適度な硬さが特徴。
長時間座っていても腰やお尻が疲れにくく、体をしっかり支えてくれる安定感があります。
ふんわり感と反発力のバランスが良く、リラックスにも作業にも最適な座り心地です。
「XRC5 Pro」のスペック
FlexiSpot XRC5 Pro | |
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背もたれと座面の角度 | 最大130度 |
ロッキング機能 | 最大30度 |
サイズ(最大) | 幅100 x 高さ105 x 奥行96~160 cm |
座面のサイズ | 幅54 x 奥行54 cm |
座面の高さ | 50 cm |
耐荷重 | 158 kg |
本体重量 | 43.5 kg |
構造部材 | 合板、スチール |
表面素材 | ポリエステル(100%) |
クッション材 | ウレタンフォーム S型スプリング コットン |
電源コードの長さ | 1.5 m |
カラー | グレー、ブラウン |
メーカー保証 | 2年間 |
取扱説明書 | 公式サイト |
参考価格 | 69,800円 |
「XRC5 Pro」の外観・デザイン
XRC5 Proの外箱はかなり大きくて重いです。(幅90x奥行75x高さ75 cm、梱包重量48 kg)
配達業者さんが2人がかりで運んできてくれました。
FlexiSpot公式ストアで購入すると「設置サービス(家財おまかせ便)」が無料でついてくるので、配達業者さんが指定位置に設置してくれます。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入した場合は「設置サービス(家財おまかせ便)」がついていないので注意。(有料での対応もなし)
協力者がいない人、力に自信がない人はFlexiSpot公式ストアで購入するのを強く推奨します。
今回レビューするXRC5 Proのカラーはグレーになります。
同梱品
同梱品
- 背もたれ
- シート
- 電源アダプター
- 電源コード
- 取扱説明書
ソファの組み立て
引っ越しや模様替えなどでソファを解体する場合があると思うので、組み立て方法を説明しておきます。
背もたれ部分の底面に差し込める形状の金具があります。
シート部分には差し込む形状の金具があります。
シートの金具部分に背もたれの金具をはめ込みます。
シート底面から出ているケーブル端子に、電源アダプター&電源コードをつないで、コンセントに差せば組み立て完了です。
シート底面と床が接する部分はプラスチック製の滑り止めになっていて、本体は重いですが位置の微調整はしやすいです。
電動リクライニングソファ
XRC5 Proは1人用ソファですが、大きめでゆとりのあるつくり。
やや丸みを帯びたフォルムがやさしい印象を与えます。
存在感がありながら、空間を圧迫しない洗練された外観が特徴です。
背もたれは2段クッション。
ボリュームのある広い座面。
肘掛けも付いています。
シートの右側面にはコントローラーがあります。
電動リクライニングの操作ボタンが2つあります。
倒すボタン・起こすボタンのシンプル操作。
コントローラーの右端にはUSB-A・USB-C充電ポートがあります。
シート背面後部は垂れ幕になっていて、金具部分を隠しています。
垂れ幕はマジックテープで留められます。
シートの左側面には開閉式の引き出しがあります。
引き出しの中のサイズをメジャーで実測してみると、幅37x奥行10x深さ20 cmでした。
引き出しの中にA4コピー用紙を入れてみたところ、縦・横どちらも少しはみ出します。
テレビやオーディオのリモコンを入れるのに向いていると思います。
本体サイズの詳細
XRC5 Proのサイズは公式画像に詳細が載っています。
※XRC5は手動モデル
「XRC5 Pro」の座り心地・使用感
座り心地
XRC5 Proに筆者(身長176 cm、体重66 kg)が座ってみました。
背もたれ、シートの座面ともに絶妙なクッションで、座った瞬間からリラックスできる気持ちよさ。
体全体がふんわりと包み込まれるような安心感。
クッションは腰や背中を痛めない標準的な硬さ・柔らかさに設計されています。
背もたれを一番起こした状態の角度は105度。
リラックスするにはちょうどいい角度に感じます。
座面は広くて、余裕であぐらをかいたり足を組めます。
電動リクライニング機能
電動リクライニング機能を使っているところを動画撮影してみました。
無人状態での電動リクライニング機能の動作
まずフットレストが上がってきて、背もたれとシートが後ろに倒れていきます。
無段階調整可能で、好みの位置で止めることができます。
フットレストと背もたれを独立して動作させることはできません。
電動リクライニングの動作音は、自動車のパワーウインドウぐらいなのでかなり静かです。
XRC5 Proに腰を下ろした瞬間、自然と「はぁ〜…」とため息がこぼれるほどの心地よさ。
リクライニングを倒して足を伸ばせば、そこはもう自分だけのくつろぎ空間です。
読書をしたり、動画を観たり、スマホを眺めたり、何もしない時間さえも特別なひとときに変えてくれます。
ふわっとしたクッションに身をあずければ、知らないうちに一日の疲れがスーッと溶けていく感覚に。
ついうたた寝してしまうのも無理はありません。
忙しい日常の中で、ほんの少し自分をいたわりたくなる、そんな時に寄り添ってくれます。
ゆらゆらロッキング機能
XRC5 Proには、ゆらゆらと前後に動くロッキング機能が付いています。
リクライニングしていないときは常にロッキング状態で、ゆらゆらした浮遊感でリラックス度を高めてくれます。
動画ではわかりやすいように大きめに動いていますが、実際には少しの力でゆらゆらできます。
無意識に足先を床に着けて、ゆらゆらしてることが多いです。
回転(270度)
XRC5 Proに搭載されたスイベル機能(270度回転)は、普段のちょっとした動きをグッとスムーズにしてくれます。
たとえば、座ったまま手元の飲み物を取ったり、向きを変えて家族やゲストと話したり、テレビやデスクの方向にさっと体を向けたりと、無理な姿勢をとることなく自然に動けるのがポイント。
わざわざ立ち上がらなくても、視線や体勢をラクに切り替えられるので、リラックスしたまま使える自由度の高さが魅力です。
リクライニング動作時の消費電力
XRC5 Proの、電動リクライニング機能を動作させた時の消費電力をワットチェッカーで計測してみました。
最小30~最大70ワットで、ほとんどは50ワット前後でした。
待機時消費電力はほぼ0ワットで、電気代はほとんどかからない電動リクライニングソファとなっています。
USBポートの充電速度
XRC5 ProのコントローラーにあるUSBポートの充電速度を、USBワットチェッカーを使って計測してみました。
計測環境
- 急速充電対応USBケーブル(USB-A、USB-C両方)
- スマートフォン「Samsung Galaxy S21 Ultra(PD対応)」
USB-Aポートの充電速度は約8ワット。
USB-Cポートの充電速度は約7ワット。
XRC5 ProのUSBポートは急速充電には対応していませんでした。
オマケ機能と思っておきましょう。
「XRC5 Pro」と電動昇降デスクの組み合わせ
まず最初に私の使っているデスクを説明しておきます。
FlexiSpotの電動昇降デスクE7Hを使っているのですが、E7Hは天板の高さを一番低くした状態でも63.5 cmと、E7シリーズの中でも一番下がらないモデルです。
さらにFlexiSpot純正キャスターW3を付けているので、一番下げた状態でも天板の高さは実測72.5 cmあります。
XRC5 Proと組み合わせるには天板の高さが合っておらず、少し高かったです。
あと5 cm下がれば結構違った印象になったと思います。
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XRC5 Proの背もたれにもたれながら、マウスやキーボードを操作するのは結構やりづらい。
天板の高さが合っていても、デスクワーク向きの組み合わせではないのは確かです。
ソファで長時間デスクワークすると腰痛になるでしょう。
会社や学校から自宅に帰ってきて、2~3時間軽くネットするぐらいなら問題ないと思います。
コントローラーを使ったゲームプレイはリラックスしながら楽しめました。
マウス&キーボードを使った、シビアな操作性を求められるFPSゲームなんかは向いてないです。
デスク前ソファでのお気に入りは「あぐら状態」でした。
天板の高さが合って、マウスやキーボードの操作がやりやすくなりました。
ただ、ソファに背中があまり着いていないのでコレだったらチェアのほうが良いですね。
ちょっと疲れたときに、スッと背もたれにもたれられるのは非常に楽です…。
デスク前で電動リクライニング機能を使ったところ、足先が完全に天板に当たりました。
天板が少し高い状態なのに結構キツかったので、デスクとの組み合わせでは電動リクライニング機能を途中で止めるのが現実的な使い方です。
デスク前でのロッキング機能は問題ありませんでした。
普通のチェアでは味わえない独特の浮遊感なのでハマってしまい、気がつくとゆらゆらしていました。
「XRC5 Pro」の気になる点
フットレストと背もたれが独立して動かせない
XRC5 Proを電動リクライニングすると、まずフットレストが上がってきて、それからシート&背もたれが倒れていきます。
一連の動きが自動で動くので、フットレストと背もたれは独立して好みの位置にできません。
最初はちょっと気になりましたが結局慣れました。
回転するときに電源アダプターの擦る音が若干聞こえる
電源アダプターの四隅が盛り上がっていて床擦れ対策はされているのですが、大きく回転したときに電源アダプター&電源コードが擦れる音は若干気になりました。
100均で売っているような小さなフェルトシールを、電源アダプターの四隅に貼れば改善できると思います。
電源コードの長さは1.5 mと電動リクライニングソファにしては短めなので、コンセントから遠い場所に設置するなら延長タップの購入をおすすめします。
「XRC5 Pro(電動)」と「XRC5(手動)」の違い
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「FlexiSpot XRC5 Pro」のレビューまとめ
総合評価 (5.0)
メリット、長所
電動リクライニングで好きな姿勢に調整できる
ロッキング機能でゆらゆらと浮遊感を楽しめる
ゆとりのあるサイズで、ゆったりくつろげる
270度回転できて、小回りがきく
硬すぎず、柔らかすぎない適度なクッション
デメリット、弱点
フットレストと背もたれを独立して動かせない
「FlexiSpot XRC5 Pro」を使ってみた感想
「FlexiSpot XRC5 Pro」は、電動リクライニング・270度回転・ロッキングといった快適機能をバランスよく備えた電動ソファです。
見た目はシンプルでスタイリッシュなのに、座ってみると驚くほどリラックスできる。
ほどよい硬さのクッションに身体を預ければ、デスクワークの疲れもふっと軽くなります。
家にいる時間をもっと快適にして、QOLを上げたい方には特におすすめ。
ボタンひとつでくつろぎモードへ切り替わる贅沢を、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
映画館でこのソファに座れるオプションがあるなら1000円払う価値があると感じました。
「もう普通の椅子には戻れない」——そんな体験が、きっと待っています。